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最先端AI「フェイブル5」の提供再開 チャットGPT、ジェミニ、クロードそれぞれの特徴は? 効果的な活用方法は? 生成AIコンサルタントが解説
07/07 13:00 配信
米アンソロピックが最先端AIモデル提供再開
アメリカのIT企業アンソロピックが開発した最先端AIが7月1日から日本でも使えるようになりました。
徐々に私達の生活へ浸透しつつあるAI。その効果的な活用法やモデル毎に異なる特徴を生成AIコンサルタント・谷知紀英さんに詳しく聞きました。
生成AI「クロード」シリーズの最新版が提供再開
IT企業の主な生成AIシリーズ
今月から提供が再開された生成AI「ミュトス5」と「フェイブル5」は「クロード」シリーズの最新版にあたります。
「ミュトス5」と「フェイブル5」は6月9日に提供が始まりましたが、その3日後、アメリカ政府は外国人によるアクセス停止を指示。その理由は「国家安全保障に関わるため」とされています。
生成AIコンサルタント・谷知紀英さん
谷知さんによると、この「ミュトス5」と「フェイブル5」はシステムの弱点を見つけることが上手だということです。例えば、27年間も人が見つけられなかったシステムの欠陥もわずか数時間で見つかったという報告もあるといいます。
谷知さん
「元々『フェイブル5』はセキュリティの質問には答えない安全装置をつけたうえで一般に提供されましたが、抜け穴が見つかったということで急遽、外国人によるアクセスを停止した経緯があります」
“史上最恐”AIは何ができる?
そんな「ミュトス5」と「フェイブル5」は、どのような生成AIなのでしょうか?
それぞれ、ソフトウェア開発や事務的な知的作業などの能力テストで世界最高水準とされています。
「ミュトス5」はサイバーセキュリティー能力がAI史上最高とされていて、アメリカ政府が審査し許可した組織のみが使用可能となっています。
もう一方の「フェイブル5」はサイバーセキュリティーの質問には答えない安全装置があるので、一般人や一般企業も使用することができます。
どちらも、AI史上“最恐”といわれています。
谷知さん
「『ミュトス5』はアメリカ政府が信頼した企業のみの使用となっています。政府が許可を出しているのは、Googleなどの大企業が多く、そちらではセキュリティーの質問にも答えられる機能が搭載されています」
それぞれの特徴は?使い分けは?
生成AIの特徴は
主要な生成AIサービスには、それぞれどのような特徴があるのでしょうか。
オープンAIの「チャットGPT」シリーズは、寄り添い型といわれています。AI初心者向けで、悩み相談やイラスト作成などができるということです。
グーグルの「ジェミニ」シリーズはリサーチ能力が高く、働く世代向けで、予定をまとめたり動画作成などもできるということです。
そして、アンソロピックの「クロード」シリーズは性能最強、AI玄人向けとされています。プログラミング、複雑な計算なども簡単にこなしてしまうということです。
谷知さん
「それぞれ長所短所がありますが、いきなり3つを使い分けるのは難しいと思います。最初は初心者向けのチャットGPTを使ってみて、慣れてきたら使い分けも検討していただけたらと思います。まずは、どれか一つを極めて使うのがいいと思います」
生成AIで私たちの生活はどう変わる?
生成AIで私たちの生活はどう変わる?
これらの生成AIによって今後、世の中はどう変わっていくのでしょうか。
谷知さんによると、仕事では単純作業を生成AIに担ってもらうことで、人の作業時間が減って考える時間が増える。つまり、クリエイティブな仕事に専念できるようになるのでは、ということです。
また、教育現場でも生成AIに先生役を担ってもらうことで、宿題などの勉強をわかりやすく教えてもらえる。
そして、恋愛や悩み・仕事・子育て・献立・人間関係などの相談相手として活用するのもいいのでは、ということでした。
谷知さん
「よく『仕事がなくなる』と言われますが、なくなると言うか仕事のやり方が変わるのではと思っています。また『AIを使うとアホになる』という話もありますが、宿題がわからないときに聞ける相手がいなくても、自分で考えてからAIに質問すると丁寧に教えてくれます。また、人に相談しにくい悩みでも、いつでも寄り添って聞いてくれますので、仕事でもプライベートでもAIをうまく活用すると生活が大きく変わっていくと思います」
最後に、谷知さんに生成AIを使いこなす上での注意点を聞きました。
谷知さん
「やはりAIの答えは正しいとは限りません。最後に判断するのは人間で、どれだけAIが進化しても必ず残ると思います」
(「newsおかえり」2026年7月3日放送分より)
最終更新:07/07 13:00


