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猛暑が生んだ「冷やし」フードブーム ラーメンにおでん、お茶漬けまで!? 「ギルティ」にも進化の兆し

07/23 18:00 配信

空前の「冷やし」ブーム!裏側を徹底解剖

 日清食品の新商品「冷しカップヌードル」が、発売直後から注目を集めています。
 
 最近は、様々なジャンルで続々と登場している「冷やし」フード。ブームの背景を“深掘り”しました。

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ラーメンにおでん、お茶漬け・・・ 続々登場する「冷やし」フード

日清食品の「冷しカップヌードル」とは

 「冷しカップヌードル」は20日に日清食品から発売されたばかりの新製品です。味は2種類で、ピリ辛キムチ味と鶏塩レモン味。希望小売価格は307円。

 作り方は、5~10℃の冷水を内側の線まで注ぎ、5分待てば完成します。

 SNSでは「夏の最強の味方」「お湯を準備する必要がないのは画期的」「暑いときに熱いもの食べたくないから興味ある」「早朝に登山やっているから頂上での朝ごはんとして食べたい」という声が上がっています。

「冷やし」フード続々発売

 今、様々なジャンルで「冷やし」フードが続々と発売されています。

 まず、一正蒲鉾が3月1日に発売した「お椀で食べる 冷やしおでん」。夏でもさっぱり食べられる具材と、冷やしても香りが残るスープが特徴になっています。

 次に、ミツカンが3月11日に発売した「冷やしラーメンのつゆ」は、麺や具材にかけるだけで、家で手軽に冷やしラーメンが作れるというものです。

 さらに久世福商店が6月22日に発売した「冷やしだし茶漬け」。こちらはフリーズドライ商品で、冷たい水をかけるだけで完成します。

「冷やし」ブームの背景は? フードジャーナリストが分析

「冷やし」フード ブームの理由は?

 なぜ冷やしフードがこれほど注目を集めているのでしょうか。フードジャーナリストの山路力也さんは、次のように分析します。

「ここ数年の記録的な猛暑は要因のひとつ。ただ、単に冷たいものが売れているというより『本来は温かいイメージの料理をあえて冷やして食べる』という新奇性が注目されている印象。企業側は、夏場に売り上げが落ちやすい商品に、新しい需要を生み出すことが狙いでは」

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温かい「カップヌードル」の製法は?

 「冷しカップヌードル」はどのようにして実現したのでしょうか。

 通常の温かい「カップヌードル」は、麺を蒸して味付けをした後、植物油で揚げて乾燥させます。揚げて乾燥させることによって麺の中の水分が蒸発し、麺にたくさんの穴が開きます。そこにお湯をかけると、穴にお湯が入り込んで麺が柔らかくなり、すぐに食べられる状態になります。

「冷しカップヌードル」開発までの道のり

 「冷しカップヌードル」開発の課題は、この穴に入り込む液体が「冷水」でなければならなかった点です。

 冷水で戻る麺の開発、適切な資材の調達、生産体制の構築・・・ 多くの課題を解決するまでに5年を要しました。

 そして、ついに冷水で麺を戻せる「コールドリハイド製法」(特許取得済み)を開発。

 麺の原材料配合や内部構造を工夫することで、冷水調理でも短時間で均一に戻る、油揚げ麺を実現させました。

 日清食品の担当者は「発売55周年で初めて誕生した“熱湯禁止”の『カップヌードル』。どんな味わいかぜひ試してみてください」と話しています。

こんなものまで!? お店で「冷やし〇〇」

こんなものまで!? お店で「冷やし〇〇」

 飲食店でも「冷やし〇〇」が続々と登場しています。

 大阪市西区の「スパイスカレー43」では「冷やしカレー」が9月中旬ごろまで提供されています。

 「オフィス街だからこそ、暑い夏でも汗をかかずに食べられるカレーを」というコンセプトで生まれた一品です。

 一方、「かつ丼 吉兵衛」では「ひやだしかつ丼」が登場。温かいかつ丼に冷たいおだしをかけて食べるスタイルで、並盛が980円。来月31日まで全店舗で展開されています。

「冷やしオムライス」とは

 また「たまごのきもち。大阪駅前店」では「冷やしオムライス」が提供されています。

 その名も「白出汁香る 雲海とろろ 冷やし“和”ムライス」。

 冷たいオムライスに白出汁のジュレ・とろろ・とびっこなどの和の食材を合わせ、涼やかに楽しめる一品です。

 今月31日まで、全国の系列店で展開中です。

今後はどうなる?夏の“食”

 「冷やし」ブームは今後どこへ向かうのでしょうか。

 フードジャーナリストの山路さんは次のように予測しています。

「ここ数年の『ギルティ』ブームもあり、夏の定番である『冷やし』メニューが『がっつり』『ワイルド』になっていくのではないでしょうか。さらに、火を使わない・時短などのトレンドから、煮込まない冷製スープやぶっかけ料理に、もっと注目が集まるでしょう」

(「newsおかえり」2026年7月22日放送分より)

最終更新:07/23 18:00

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