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全仏オープンを制した元テニス選手も関与の疑い 急増する“SNS型ロマンス詐欺” 去年の被害額は500億円超

07/24 18:51 配信

南国警察署から送検される平木理化容疑者

 テニスの全仏オープンを制した女が“ロマンス詐欺”に関与したとして逮捕されました。

 いま、SNS型ロマンス詐欺の被害は全国で拡大しており、被害額も右肩上がりに・・・。
 「自分は大丈夫」と思わず、SNSでの出会いや金銭の要求には細心の注意を払う必要があります。

全仏オープン優勝の元プロテニス選手を逮捕 SNS特殊詐欺に関与か

元テニス選手が“ロマンス詐欺”関与か

 24日、高知県の南国警察署から送検されたのは元プロテニスプレーヤーで千葉県白井市の会社員、平木理化容疑者(54)です。

 警察などによりますと、2022年、鹿児島県の女性は、SNSを通じてフランスで整形外科医として働く日本人を名乗る人物と知り合い、交流を始めます。

 この整形外科医を名乗る人物から、「死別した妻の補償を受け取りたい。あなたを受取人にした」「荷物が税関で止められた。証明書代が必要」などと頼まれ、30万円を振り込んだということです。

 振り込みを指定された銀行口座は、平木容疑者名義のものとみられ、振り込まれた3金額のうち27万円は平木容疑者名義の暗号資産口座に移されていたといいます。

 警察の調べに対し、平木容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。

 高知県警によりますと、同じ年に高知県宿毛市内で起こった別のロマンス詐欺事件を捜査する中で、被害者が送金した先が平木容疑者の口座だったことなどから、今回の逮捕にいたったということです。

認知件数や被害額は年々増加

SNS型ロマンス詐欺 被害

 近年、SNS型ロマンス詐欺の被害は拡大傾向に。
 警察庁のデータによると、年間被害額は2023年が約177.3億円、2024年は約400.9億円、そして2025年には546.4億円と数年で急増しています。

 去年の被害件数のうち、男性が被害者となったのが3633件、女性が2012件。年代別でみると、男女ともに40~60代の被害が多いことがわかります。

大学教授も約900万円以上の被害に…

 実際に被害に遭った事例をみていきますと、ことし2月、富山で60代女性が男性と見られる人物とSNSでやり取りをし、投資名目で約2億円をだまし取られる被害に遭いました。
 金融機関からの連絡で発覚したということです。

 
 そして香川大学で法律が専門の名誉教授(70代男性)が被害に遭ったことが21日、ANNの取材で分かりました。

 37歳独身の「愛子」という女性を名乗る人物に投資名目で約900万円以上をだまし取られたということです。
 マンションを売却するなどして費用を工面していたといい、男性は「自分は賢いと思って能力を過信しすぎてしまった」と話しています。

 警察庁によりますと、最初のやりとりとして最も多いのが「マッチングアプリ」、次いで「インスタグラム」、「フェイスブック」の順で、知らない人から『投資しない?』など、“お金の話”が出た場合には注意が必要だということです。
 手口としては翻訳アプリや生成AIのなりすましも多いそうです。

 詐欺かもしれないと思ったら、「#9110」に相談するよう、警察庁が呼びかけています。

(「newsおかえり」2026年7月24日放送分より)

最終更新:07/24 19:02

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