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「疲れが取れない」「食欲がわかない」…それって“残暑バテ”かも? 今からできる対策を医師が解説
08/21 08:00 配信
少し暑さが和らいできた矢先、近畿では20日、京都・兵庫・和歌山で熱中症警戒アラートが出されました。引き続き、厳しい残暑に注意が必要です。
暦の上では「秋」だけど…京都市は猛暑日
暦の上では「秋」だけど…京都市は猛暑日
記者リポート
「午後1時半すぎの京都四条大橋です。モワッとした暑さで立っているだけで汗が吹き出してきます」
秋の気配はどこへやら・・・「立秋」をすぎて暦の上では秋となっていますが、京都市では猛暑日となるなど、近畿各地で厳しい暑さが続いています。
連日の猛暑で「疲れが取れない」「食欲がわかない」と不調を感じる人もいるのではないでしょうか。
20代女性
「体が疲れやすくなった。暑さのせいで、どんどん(疲れが)蓄積されている感じ」
50代女性
「毎日起きたときに、またきょうも寝れなかったなと始まるので、だるい感じは続きますね」
それって、もしかすると「残暑バテ」かもしれません。
夏の疲れがたまるこの時期、残暑バテの原因と対策を夏川知輝医師(淀川キリスト教病院救急センター長)に詳しく聞きました。
“残暑バテ”とは? 夏バテとどう違うのか
「残暑バテ」とは?
そもそも"残暑バテ"とはどういうものなのでしょうか。
夏川医師によると、暑さのピークが過ぎても暑い時期を長期間過ごすことで疲労が蓄積し、残暑バテになるということです。
さらに、夏川医師は残暑バテになる原因に自律神経の乱れがあると話します。涼しい室内と暑い屋外を繰り返し行き来することで、体への負担が積み重なり、自律神経が乱れていくということです。
"残暑バテ"の主な症状は次のとおりです。
・倦怠感
・頭痛
・便秘・下痢
・やる気が出ない
・朝すっきり起きられない
淀川キリスト教病院救急センター長・夏川知輝医師
夏川医師は「夏バテは暑さにやられて体がしんどくなっている状態。それがずっと続いて、さらに体がしんどくなってきたのが残暑バテ」と説明します。
夏の疲労が蓄積…今からできる対策は?
“残暑バテ”の対策は
対策①「食事」
夏野菜・ビタミンB1・タンパク質を意識して
残暑バテの対策として、まず食事が挙げられます。夏野菜には体を内側から冷やす効果があります。
ビタミンB1とタンパク質を積極的に取ることも大切です。夏川医師は「炭水化物がエネルギーに変わるためには、ビタミンB1が必要。1日に必要な分以上は尿で排出されてしまうため、毎日きちんと摂取する必要があります」と話します。
対策②「入浴」
ぬるめのお湯に浸かり、自然に体を冷やす
ポイントは、40℃程度のぬるめのお湯に10分ほど浸かり、その後は自然に熱を逃がすこと。夏川医師は「お風呂で血管が開き、体から熱が逃げやすい環境になったところを、自然に体温を下げることで、心拍数が落ち着き、しっかり眠れるようになる」と話します。
対策③「運動」
朝のラジオ体操や散歩で体を暑さに慣らす
夏川医師は「部屋にこもり続けていると、いざ外に出たときに熱中症になりやすくなる」と警告します。おすすめは、朝の涼しい時間帯(6時〜6時半ごろ)のラジオ体操や散歩。「暑熱順化」といって、少しずつ暑さに体を慣らす効果があります。
新学期前に知っておきたい生活リズムの整え方
新学期前に知っておきたい生活リズムの整え方
もうすぐ新学期を迎えるこの時期、夏休みモードから日常生活へ切り替えるのも一苦労です。夏川医師によると、日常生活のリズムを取り戻すには1週間ほどかかるといいます。
ポイントは2つです。
・起きる時間を30分ずつ早める
・朝食の時間を大切にする
急に元のリズムに戻そうとするのではなく、時差ボケを解消するように少しずつ調整していくことが大切です。夏川医師によると「夏休みの時差ボケは、日本とタイくらいの時差に相当する。4〜5日かけてちょっとずつ戻していくのが現実的」ということです。
(「newsおかえり」2026年8月20日放送分より)
最終更新:08/21 08:00


