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「検察なめんなよ」陵虐罪公判 検事の取り調べは全体として「適正さを欠くかなと思った」 当時の主任検事が証人出廷
08/24 21:37 配信
大阪地検特捜部が捜査した事件の取り調べで、容疑者に「検察なめんなよ」と大声で叱責したなとどして、特別公務員暴行陵虐の罪で付審判の決定を受けた検事に対する第3回公判が大阪地裁で開かれました。
当時の捜査主任が証人として出廷し、検事の取り調べについて、全体として「適正さを欠くかなと思った」と述べました。
検事の田渕大輔被告(54)は、学校法人の土地取引をめぐる業務上横領事件の捜査で、「プレサンスコーポレーション」の社長だった山岸忍さんの関与を否定する元部下を取り調べた際、長時間にわたって叱責、罵倒したり、机をたたいたりしたとして、特別公務員暴行陵虐の罪に問われています。田渕被告は陵虐の意図はないとして、無罪を主張しています。
24日に開かれた3回目の公判には、当時、事件の捜査を取り仕切る主任検事だった蜂須賀三紀雄検事が証人出廷しました。
蜂須賀検事は、検察官役の指定弁護士から、捜査段階で録音録画映像を見たかと問われると、「断片的に見た」と説明。理由について「物理的に時間がなかった」、「弁護人からの不服申し立てがなかった」などと話しました。
また、弁護人からの質問に、事件に関する一連の報道が出た後に録音録画映像の全体を見たとした上で、田渕被告の取り調べは「適正さを欠くかなと思った」と話しました。
指定弁護士は閉廷後の会見で、「田渕検事が1人で暴走したのか、組織的な背景もない中で生まれたような犯罪なのかというと、そうはとらえていない」と述べました。
一方、田渕被告の弁護人は「暴行を伴っていない田渕さんが、特別公務員暴行陵虐の罪に当たるのかどうか。弁護側の主張は『当たらない』というところだけだ」と指摘しました。
指定弁護士側の立証は24日で終了し、10月6日に予定される次回公判からは、弁護側の立証が始まります。
最終更新:08/24 21:37


