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近畿各地で警報級大雨のおそれ 車に乗ってはいけない水位は”縁石が見えない”15センチ 岩本計介アナが緊急脱出用ハンマーをJAFで体験

09/04 12:00 配信

 秋雨前線と台風の影響で、近畿地方でも大雨に警戒が必要となっています。岩本計介アナウンサーが車の浸水から身を守る方法についてJAFに取材しました。

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各地で相次ぐ道路冠水と車の立ち往生

水没してしまったアンダーパス

 各地で相次いでいるのが車の運転時の浸水被害です。

 先日、福井県を襲った豪雨では大規模な冠水が発生し、至るところで車が立ち往生しました。

 こうした危険を避けるためには、どうすればいいのでしょうか。

雨水が溜まりやすい道路には注意を促す掲示板がある

 アンダーパスなど雨水が溜まりやすい道路には、注意を促す掲示板が設置されています。

岩本アナ
「我々が普段使っている道路に危険が潜んでいるという意識が必要なようです」

車が浸水してしまったときは緊急脱出用ハンマー

 車の水没実験では、水位90cmになると窓は開かず、ドアは女性の力で何とか開けられましたが、かなりの水圧がかかっていました。

 車から脱出できなくなった場合、どうすればいいのでしょうか。車のトラブルに詳しいJAFの担当者に尋ねました。

車の窓ガラスを割るための「緊急脱出用ハンマー」とは

JAF大阪支部・中植啓伸さん
「窓が下りない場合、このような脱出用ハンマーを使ってガラス面をたたくと割れるので、車外へ脱出できる」

岩本アナ
「先がとがっているんですね。女性の力でも割ることができる?」

中植さん
「女性の力でも割れるように作られています」

 車の窓ガラスを割るにはこうした専用の道具が必要になります。通常のハンマーと違って、緊急脱出用ハンマーは先端が尖っているため、力が1点に集中し、女性や高齢者でも窓ガラスを割ることができます。

緊急脱出用ハンマーの使い方

 岩本アナも実際に緊急脱出用ハンマーを使ってみました。

岩本アナ「おー!でも、ほとんど力を入れていない。簡単に割れるものなんですね」

中植さん「そうですね」

緊急脱出用ハンマーを使う際の注意点は

 ポイントは、窓の中心部分を叩かないこと。

中植さん
「(Q.窓ガラスを割る際の注意点は?)破片が飛び散ってけがをする危険性があるので、遠いところの角をたたく。ドアミラーのあたりをトンとたたいてほしい」

車を運転してはいけない水位は

マフラーの高さまで水がきていると運転は危険

 窓ガラスを割ることで脱出の可能性は高まりますが、そもそも車内に閉じ込められないため、私たちは日頃から災害に備える必要があります。

 マフラーの高さまで水がきていると運転は危険だといいます。水が入ると、ハンドルが重くなる、ブレーキが効きにくくなる、いつエンジンが止まってもおかしくありません。

 今回、取材で使った車のマフラーは地面から約15センチ。歩道と車道を区切る縁石が大体15〜20センチであることを考えると「縁石が見えなくなったら、もう乗ってはいけない」ということになります。

中植さん
「これぐらいの雨なら大丈夫だと思われるかもしれませんが、目的地に短時間に大雨が降る予測がある場合は、不要不急の外出は控えて、車に乗らないでほしい」

 気象庁のサイト「キキクル」では、浸水害・土砂災害・洪水のリアルタイムの危険度がマップで色分けされています。

・ 黄色:注意報レベル
・ 赤色:レベル3 大雨警報に相当
・ 紫色:レベル4 危険警報に相当

避難する前に家で確認したいこと

雨が強くなる前に備えを

 雨が強くなる前にできる備えはーー。

【家の外】
・ 雨戸・網戸を固定する
・ 屋外のものを室内にしまう
・ 浸水想定区域なら玄関に土のう・水のうを準備
・ 庭木やプロパンガスが固定されているか確認

【家の中】
・ スマホ・パソコンをフル充電
・ 飲料水と生活用水の確保(風呂の湯を残しておくのも有効)

もしも避難するとなったら…

 避難するときは、電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉め、窓に鍵をかけて、カーテンを閉めること。カーテンは窓ガラスが飛散したときの被害を抑えるためです。

 大雨が襲った福井で岩本アナが何度も耳にした言葉は「ここまでとは思わなかった」でした。近畿地方でも大雨への備えが必要です。

(「newsおかえり」2026年9月3日放送分より)

最終更新:09/04 12:00

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