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酒税改正でビール類の値段はどう変わる? 10月から税率一本化
09/04 17:00 配信
暑い日が続く中、ビール類にかかる税に大きな変化が生じようとしています。10月の酒税改正で、ビール・発泡酒・第3のビールの税率が一本化されます。消費者の選択肢と各メーカーの戦略はどのように変わるのでしょうか。
まだまだ続く暑い日に飲みたくなるのが、ビール類。
スーパーの買い物客
「約5か月くらいやめていたけど、この暑さに負けて飲み出した」
ビールと発泡酒、第 3 のビールは、麦芽の使用比率や原材料などに違いがあり、これまで異なる税率が適用されてきましたが、10月から一本化されます。今回の改正では、350ml 缶 1 本あたりの税額が以下のように変わります。
・ビール:63.35 円から 9.1 円減税となり、54.25 円へ
・発泡酒・第 3 のビール:7.26 円引き上げられ、同じく 54.25 円へ
つまり、ビールは価格が下がり、これまで割安だった第 3 のビールは価格が上がる方向に動きます。
買い物客
「そりゃ安くなったらビールのほうにいくと思いますよ」
「うれしいですよね、味をいろいろ試してみる機会は増えるかも」
各社がこぞって"ビール化"戦略を発表
酒税改正を前に、サントリーは代表的な第3のビール「金麦」について”ビール化”する戦略を打ち出しました。3日には、リニューアルする「金麦」を記者会見でPRしました。
サントリー・鈴江健一近畿営業本部長
「手頃な価格のまま、中身をブラッシュアップすることで、ビール化を果たします」
サントリー京都ビール工場・橋本卓哉醸造技師長
「金麦らしい澄んだ後味のすっきり感をしっかりと保ちながら、麦のおいしさをさらに引き出し、麦の旨みを向上する、そういったことで飲み応えを強化した」
酒税改正に向けた動きは他社でも見られます。
・アサヒビール:「アサヒスーパードライ」の値下げ、「クリアアサヒ」のビール化を発表
・キリンビール:ビールの値下げ、「本麒麟」のビール化を発表
・サッポロビール:「黒ラベル」の値下げ、「GOLD STAR」のビール化を発表
これにより、ビール市場に高・中・低の3つの価格帯が生まれる見込みです。値段の差が縮まることで、これまで価格を理由に第3のビールを選んでいた消費者がビールへ移行する可能性は高まります。その一方で、軽い飲み口を求める層や、コストを重視する層にとっては、第3のビールが値上がりする点はマイナス材料となりそうです。
(『newsおかえり』9月3日放送分より)
最終更新:09/04 18:56


