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命に関わるアンダーパス冠水の恐怖 あなたの「いつもの道」は大丈夫? 危険な箇所は事前にチェックを

09/08 18:40 配信

 冠水したアンダーパスが原因で命を落とす。そんな恐ろしい事態が、各地で相次いでいます。

 実は関西にもアンダーパスは非常に多く、身近な「いつもの道」が大雨のたびに危険な場所へと変わる可能性があります。

 リスクはどこに潜んでいるのか、そして私たちにできる備えとは何か、取材しました。

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アンダーパスが冠水 福島県で60代女性死亡

 連日、列島各地に降り続く大雨。8日、福島県や茨城県、千葉県では1時間に30ミリ以上の激しい雨が観測されました。

 そうしたなか、福島県いわき市のアンダーパスで、車に取り残された人が死亡する事故が発生しました。

 前日には水たまりすらなかったその場所は、大雨によって瞬く間に冠水し、2台の車が水に浸かりました。

 取り残された60代の女性が死亡し、もう1台の車に乗っていた女性は自力でドアを開けてかろうじて脱出したといいます。

(脱出した女性の親族)
「ドアを開けて出ようとしても、なかなか開けられなくて、思いっきり力を入れたらドアが開いた。死ぬんじゃないかと思った(と振り返っていた)」

 普段と変わらない道が、ほんの短時間で命がけの場所に変わってしまうのがアンダーパス冠水の恐ろしさです。

全国3841カ所 近畿にも多いアンダーパス

近畿にも多いアンダーパス

 アンダーパスは全国に3841カ所あります。(※2025年3月末時点の数字です)

 都道府県別の設置数を見ると、1位は埼玉県の270カ所、2位は新潟県の231カ所、3位は兵庫県の188カ所です。このほか5位が大阪府で171カ所、6位が滋賀県で154カ所と、近畿の府県が上位に集中しています。

 アンダーパスは橋の下や駅の下、交通渋滞を緩和するための道路など、さまざまな理由で作られています。構造上、周辺より低い位置にあるため、大雨の際には水が一気に集まりやすくなっています。

 大阪市では、管理するアンダーパスの最深部に水位センサーを設置しています。水位が5センチになると「冠水注意」、20センチになると「冠水通行止」の信号が情報板に送られて表示される仕組みです。さらに、24時間監視している市の担当部署の遠方監視装置にも同時に情報が届きます。

 大阪府内にあるアンダーパスの半数以上に、こうした情報板などが整備されています。大阪府の吉村知事は「アンダーパスでの危険回避策は、大阪府においてもしっかり取っていきたい」と先月、言及していました。

「道路防災情報WEBマップ」で事前に確認を

道路防災情報WEBマップの画面

 自分の生活圏にアンダーパスがあるかどうかを調べるには、「道路防災情報WEBマップ」が便利です。「冠水想定箇所」にチェックを入れると、地図上に三角マークでアンダーパスの場所が表示されます。各地点のリンクをクリックすると、現地の写真や過去の冠水実績まで確認できます。

 8日夜から近畿の広い範囲で警報級の大雨となる可能性があり、9日の通勤・通学の時間帯に非常に激しい雷雨のおそれがあります。早め早めの行動が命を守ります。雨が強くなる前に、ぜひ身近なアンダーパスの場所を確認しておきましょう。

(『newsおかえり』9月8日放送分より)

最終更新:09/08 18:40

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