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護身用の「催涙スプレー」使い方次第では犯罪にも… 大阪の2校で噴射相次ぐ、それぞれ男子生徒を現行犯逮捕

09/18 17:00 配信

 護身用で売られている催涙スプレーですが、使い方次第では犯罪になるかもしれません。

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「遊び感覚で…」大阪の2校で催涙スプレー噴射、同じ日に相次ぐ

大阪の2校で催涙スプレー噴射、同じ日に相次ぐ

 16日、大阪府内で2つの事件が立て続けに起きました。

 午前中の堺市中区の高校。男子生徒が休み時間中の教室で護身用の催涙スプレーを噴射。噴射した男子生徒を含む、教室にいた生徒24人がのどの痛みとせきの症状を訴え、うち7人が病院に搬送されましたが、重傷者はいないということです。

 警察に対し、男子生徒は「遊び感覚でスプレーをまいたら、大ごとになった」と話しているということです。

 学校はホームページで「校内における危険物等の持ち込みや危険行為に対する確認・巡回を強化する」などとコメントを発表。また17日夜、緊急の保護者会を開くということです。

男子生徒「遊び半分でスプレーを噴射した」

 そして午後には貝塚市でもー

記者リポート
「貝塚市の中学校では生徒がスプレーのようなものまき、生徒ら24人が軽いけがをしました」

 警察や学校などによると、男子生徒(14)が校舎内の廊下で催涙スプレーをまき、生徒23人と教職員1人が体調不良を訴え病院に搬送されたということです。

 当時、生徒らは合唱コンクールのパート練習をしていたということです。貝塚市は生徒ら24人のうち大半はすでに診察を終え、帰宅していると発表しています。

 男子生徒は「友達と遊んでいて、遊び半分でスプレーを噴射した」と話しているということです。

 学校は17日、臨時休校で予定していた合唱コンクールも延期。17日夜、緊急の保護者会を開くとしています。

催涙スプレーの需要増加の一方で懸念も…「悪用されるケースが増えた」

催涙スプレーの需要は増えているといいます

 犯罪などから身を守るための催涙スプレー。大阪市内にある護身用品の専門店によると、催涙スプレーの需要は増えているといいます

ボディーガード大阪なんば店・古川弘祐店長
「闇バイトとかトクリュウの事件が報道されてからは2~3倍になっております。男性女性問わず年齢も関係なく、みなさん買いに来られますね」

「戦うものではなく逃げるためのもの」「使い方を誤らないで」

 一方で懸念もー

古川さん
「もともと催涙スプレーは専門店でしか扱ってなかったのですが、(通販サイトなどで)手軽に手に入れて、使い方とかも対面で説明もされないまま購入される方も中にはいるので、悪用のケースが増えたというのもあるのかなと思います」

 古川さんは、購入の際はどういうものかをしっかり理解したうえで、信頼のできるところで購入してほしいと話します。

古川さん
「催涙スプレーというのは戦うものではなく、逃げるためのものです。使い方を誤らないようにしていただきたいと思います」

催涙スプレーは「使用場面」と「使い方」に注意

催涙スプレーは「使用場面」と「使い方」に注意

 催涙スプレーは防犯専門店のほか、ホームセンターやネットでも購入できます。年齢制限(18歳以上)や同意書が必要な場合もあります。

 元兵庫県警 刑事部長・棚瀬誠さんによると、購入・自宅での所持は基本的に犯罪にはなりませんが、使用場面が重要で、次のような場合は罪に問われる可能性があるということです。

・ いたずらや他人に危害を与える目的で使用(傷害罪や暴行罪に問われる可能性)
・ 防衛目的でも過剰な場合(正当防衛が成立しない可能性)

 親が子どもに対して、催涙スプレーがどういうものか、どんな場面でどのように使うべきかをしっかり伝えることが重要です。遊び道具ではなく、本当に危険な場面で自分の身を守るためのものであることを正しく理解した上で、扱う必要があります。

(「newsおかえり」2026年9月17日放送分より)

最終更新:09/18 17:00

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