関西ニュースKANSAI

9月は小児がん啓発月間「ゴールドセプテンバー」 関西学生アメフト連盟がイベント リハビリを続ける中学生が参加 小児がんへの理解・支援呼びかけ

09/19 23:52 配信

提供:関西学生アメリカンフットボール連盟

 9月は世界的な小児がんの啓発月間です。
 
 大学アメリカンフットボールの試合会場となった、大阪府吹田市のMKタクシーフィールドエキスポでは19日、学生らが中心となって、小児がんへの理解・支援を呼びかけました。

 会場では、アメリカの小児がん患者が自宅で始めた活動が由来となっている「レモネードスタンド」が設置され、学生らがレモネードを販売しました。収益は全額、小児がんの研究を続けるNPO法人に寄付するということです。

 試合開始前には、大阪府の中学生、奥川空さん(14)がコイントスに参加しました。

 奥川さんは、生後すぐに小児がんを発症し、今はリハビリを続けながら家族や仲間とともに小児がんの啓発活動に取り組んでいます。日本初の「車いすアメリカンフットボールチーム」からの勧誘もあり、今後、スポーツなど新しいことに挑戦していくことを考えているそうです。

会場ではこのほか、小児がんの子どもたちが病室などで作ったランタンが展示されたほか、ハーフタイムには観客がスマートフォンのライトを使って、会場と同じ吹田市にある阪大病院に入院している子どもたちや家族、医療関係者に向けて、エールを送りました。

 今回の啓発活動の中心となったのは、関西学生アメリカンフットボール連盟に所属する、大阪大学アメフト部のOGと大阪公立大学のスタッフの女性です。

 2人は「小児がんと闘いながら毎日を過ごしてる子どもたちへの理解や支援の輪が広がってほしい。アメフトを知ってもらうきっかけにもなればうれしい」と話していました。

 小児がんは、15歳未満の子どもがなるがんの総称です。

 国立がん研究センターによりますと、1年間に約2500人が小児がんと診断されています。年齢別では0~4歳の割合が高い傾向にあります。

 医療の進歩により生存率は8割を超えていますが、小児がん患者の子どもたちへの学習支援や、退院後のいわゆる「長期フォローアップ体制の充実」などが課題となっています。

最終更新:09/20 00:16

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる