関西ニュースKANSAI
なぜ?大阪・北加賀屋が"世界で6番目にクールな街"にランクイン かつての造船所にアーティストが集う【岩本計介ニュースの現場から】
09/30 12:00 配信
大阪メトロ四つ橋線・北加賀屋駅。今、ここが“クールな街”として、世界から注目されています。なぜなのか。その理由を探すため、岩本計介アナウンサーが歩いてみました。
突如現れたアート作品
岩本アナ
「これ何?アート作品ってことですか」
「え!こっちも?おーすごい。すごいわ」
突如現れたのは、数々のアート作品。今月、ロンドン発のシティガイド「タイムアウト」が「世界で最もクールな街」の2026年版を公開。大阪・住之江区の北加賀屋が世界6位に選ばれました。ランキング記事の執筆者は、以下のように評価しています。
タイムアウト東京のイリ・サーリネンさん
タイムアウト東京イリ・サーリネンさん
「(北加賀屋は)造船の街でした。その施設を管理しているところが協力して、おもしろいアートの街にしようという経緯があったことは、1つの評価ポイントだと思います」
転機は22年前 「造船の街」から「アートの街」へ
造船所跡地でアートイベントを開催
大正時代から「造船の街」として栄えた北加賀屋。しかし、産業構造の変化とともに
造船所の移転が進み、空き工場などが増えていきました。
転機となったのは、今から22年前。地元企業が協力し、造船所の跡地でアートイベントを開催。多くの人でにぎわい、そこから空き工場をアーティストの活動拠点として活用するなどのまちづくりを進めてきました。
生活道路がアートの現場に
岩本アナ
「普通に車が行き交う、いわば生活道路ですからね。そこがアートの現場になってるっていうのは、おもしろいな」
「今までで一番制作しやすい」アーティスト活動を助ける動き
造船所をリノベーションした作業場
アーティスト活動を助ける動きもあります。ある企業は造船所をリノベーションし、ライブ会場やイベントができる場所に。別の企業は、造船所の倉庫を作業スペースとして貸し出しています。
アーティスト活動をしている葭村太一さん
「今までで一番制作はしやすいですね。僕が作るときは結構音とか気にするので、時間とかもここは気にせずできるというのがいいです」
「大阪のブルックリンと呼ばれるような場所に」
鉄工所の廃工場をリノベーションした複合施設「SMASELL Sustainable Commune」
次に岩本アナが向かったのは「SMASELL Sustainable Commune」。
SMASELL運営・福屋剛さん
「鉄工所の廃工場をリノベーションした複合施設になっています。このロンドンバス自体も1970年代にロンドンで走っていました。2階で実際に飲食もできます」
ロンドンバスの中で飲食ができる
ここはサステナブルをテーマに、衣食住を楽しむことができる複合施設で、アート作品に関するグッズを買うことができます。
福屋さん
「この街全体のミュージアムショップみたいなものを作ろうということで、街を散策していただいた帰りに、ミュージアムショップとして寄っていただける場所として作った」
SMASELL運営・福屋剛さん
北加賀屋が「世界で最もクールな街」の6位にランクインしたことについて、福屋さんは…
福屋さん
「納得できる部分もあるかなと思ってます。発展しきった街というよりは、古き良き場所も残しながら、新しい現代アートとかと融合されているところが、日本にはなかなか無い場所と思っています」
福屋さん
「(Q北加賀屋の未来予想図を教えてください)大阪のブルックリンと呼ばれるような場所に生まれ変わっていくのであれば、僕自身もうれしいです」
(「newsおかえり」2026年9月29日放送分より)
最終更新:09/30 12:00


