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万博閉幕から1年、夢洲はどうなった? 跡地活用の公募に「手を挙げる事業者いない」エリアも “負の遺産”への懸念は
10/13 18:24 配信
大阪・夢洲で開催された大阪・関西万博が閉幕して、13日でちょうど1年が経ちます。
閉幕後も人気キャラクター「ミャクミャク」を追いかけるファンが絶えず、万博関係者の間では"ミャク様"と呼ばれるほどの熱狂が続いています。
しかし会場跡地の開発では、手を挙げる事業者がなかなか現れないという事態も起きており、アフター万博の行方が注目されています。
閉幕から1年、いまも現役な“ミャク様”
いまも人気が衰えないミャクミャク
万博を取材し続けている高橋大作記者によると、ミャクミャクの人気は閉幕後も衰えることなく続いているといいます。
「業界ではミャク様と呼ばれています」と高橋記者。閉幕から1年が経ってようやくミャクミャクのテーマソングができたということで、それまでテーマソングすら存在しなかったというのも驚きです。
開幕日の4月13日と閉幕日の10月13日の年2回、半年ごとに周年イベントを開催できると関係者は話しているといいます。
多くの人で混雑した会場が、いまは…
ことし10月の万博会場跡地の様子
万博会場だった夢洲は広大なエリアを誇り、閉幕日には20万人以上が来場しました。大屋根リングを囲む各国パビリオンはそれぞれ個性にあふれ、予約も取れないほどの盛況でした。
しかし現在の夢洲は様変わりしています。大屋根リングは北東側の部分を除いてすべて撤去済み。
海外パビリオンも最後に残っていたチェコパビリオンが現在、解体中だといいます。残っているのは、一部を保存し活用することが検討されている「ヘルスケアパビリオン」のみ。かつての賑わいが嘘のような光景です。
大阪ヘルスケアパビリオン跡地に「手を挙げる事業者がいない」
万博の取材を続けている高橋大作記者
パビリオンが撤去された広大な土地を今後どう使うのか。基本計画の案ではホテル、サーキット場・ウォーターパーク、商業施設・広場などが検討されています。IR建設予定地に隣接するエリアは来年1月が事業者募集の締め切りで、2月に決定予定となっています。
跡地活用で心配なのが、大阪ヘルスケアパビリオンの跡地です。本来であれば、9月にも事業者を決め、10月中に契約を進める段階でしたが、手を挙げる事業者がなかなか現れませんでした。
その理由として高橋記者が挙げたのが、48ページにわたる公募要項に盛り込まれた厳しい条件。なかでもハードルが高いのが「万博のレガシーを受け継いでください」というもの。
具体的には、国際医療や先端医療を実施・開発する場所として活用することが求められており、事業者にとって参入のハードルが大きく上がる要因になっています。さらに、2030年までの全面開業という期限条件も加わります。
ABCテレビ・木原善隆コメンテーター
大阪ヘルスケアパビリオンの跡地は、夢洲駅の目の前で「玄関口」となるエリアだけに、ハードルを上げたいという関係者の思いもありそうです。
ABCテレビの木原善隆コメンテーターは「レガシーは残してほしいけど、条件をつければつけるほど手を挙げるところはいなくなる」と指摘します。また、周辺エリアの開発計画が固まらないうちは、ヘルスケアパビリオン跡地だけに投資を決断しにくいという事情もありそうです。
現在は条件を見直すために改めて調査を行っている段階です。高橋記者は「アフター万博が盛り上がっているだけに、跡地を上手く活用するのか、負の遺産にしてしまうのかという点は、厳しく見ていかないといけない」と強調しました。
(『newsおかえり』10月13日放送分より)
最終更新:10/13 18:24


