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GMO攻撃者は「プロではない可能性」と専門家指摘 見え隠れする「承認欲求」とプロにみられない手口 サイバー攻撃になるべく関わらないためには
10/28 19:37 配信
企業からの情報流出が相次いでいます。GMOインターネットグループをめぐる事件では、攻撃者側が自らサイトまで作り、手口を公開する“劇場型”の動きを見せています。
専門家は「金銭目的にしては効率が悪い」「承認欲求の強さがうかがえる」と指摘します。
攻撃したのはどのような人物なのでしょうか。そして、私たちが被害を広げないために気をつけるべきことは何でしょうか。
「プロではない可能性」セキュリティ会社社長が指摘
攻撃者は「プロではないのではないか」と指摘
GMOへの攻撃側とみられる何者かが27日、「被害者第1号」と称し、住所・氏名・年齢・電話番号に加えて、家族構成や職業、活動範囲、銀行口座のIDやパスワードとされる情報をネット上に公開しました。
“劇場型”とも言える動きを見せている今回の犯罪です。セキュリティ会社S&Jの三輪信雄社長は、攻撃者について「プロではないのではないか」と見ています。
三輪社長によりますと、これまでのサイバー犯罪は、システムやデータなどをいわば“人質”にとって企業と交渉するのが特徴でした。秘匿性の高いネットワーク(ダークウェブ)などを使い、要求が通らなければすぐ撤退していました。
プロの狙いはあくまで金銭であり、何度もやり取りをすることは非効率なのです。交渉に時間をかけるくらいなら、次のターゲットを狙う方が効率的だとの考えです。
しかし、今回の犯人は違う傾向をみせています。
ダークウェブではなく、普通のネットワークを使ってサイトを作り、一般の人も見られる状態にしています。またサイトでは、GMOのセキュリティの脆弱性などをこと細かく載せるなど手口を公開し、GMOが要求を拒否した後も撤退していません。
三輪社長は、この動きを「金銭目的にしては効率が悪い」と指摘します。そして「承認欲求の強さがうかがえる」と話しています。
こうした点から、三輪社長は今回の攻撃について、「プロによるものではない可能性もある」とみているのです。
閲覧・拡散はダメ SNSのリンクにアクセスすることも控えて
私たちは被害を広げないために何をすべきでしょうか。
まず、攻撃側のサイトを閲覧したり拡散したりしないことです。
攻撃側のものとみられるサイトは、現在はすでに見られない状況です。ただ、今後新たなサイトが作られる可能性もあり、どうなるかは見通せません。
アクセスしただけでウイルスに感染する恐れがあります。個人情報を抜き取られる恐れもあります。
また、SNS上には「公開された個人情報が閲覧できる」とうたい関係のないサイトへ誘導する手口も見受けられます。
このようなリンクにもアクセスしてはいけません。クリックすると、フィッシング詐欺などに遭う恐れがあります。
今や「個人情報は漏えいしているものだ」という前提にたって行動する方が安全といえます。漏えいしたと思われるIDやパスワードをほかのサービスでも使っている場合はすぐに変えたほうが良いでしょう。
(2026年10月28日 newsおかえり)
最終更新:10/28 19:37


