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検察「存在しない」アリバイに関する証拠開示も弁護団「これで全てか」日野町事件 再審で弁護側はアリバイを立証する方針
11/06 00:07 配信
42年前、滋賀県日野町で起きた強盗殺人事件で、無罪を訴えるも無期懲役の判決を受け、服役中に死亡した阪原弘さん(当時75)の再審=やり直し裁判をめぐり、弁護側が阪原さんのアリバイを積極的に立証する方針であることがわかりました。
この事件は、42年前、滋賀県日野町で酒店経営の女性(当時69歳)が殺害され、手提げ金庫が奪われました。
その後常連客だった阪原さんが逮捕され、最高裁で無期懲役の判決が確定したというものです。
阪原さんは再審請求中の2011年に亡くなりました。
その後遺族が再審請求を行い、今年2月に再審開始が決定。
検察側はすでに有罪立証をしない方針を表明し、無罪判決が確実視されています。
無期懲役で服役中に死亡した人の再審が開かれるのは戦後初とみられます。
5日、再審開始に向けた裁判官、検察、弁護団による7回目の三者協議が大津地裁で開かれました。
弁護団は協議後に会見を開き、検察が今年10月以降に新たに開示した証拠について説明したということです。
弁護団によりますと、再審を求める手続きを進めていた2016年には、検察は、「アリバイに関する証拠は開示済みのもの以外に存在しない」と回答していました。
しかし、弁護団の求めに応じて検察は新たに57点の証拠を開示しそのうち、半数以上がアリバイに関するものだったということです。
阪原さんの長男・弘次さん
「父にはアリバイがあったのに、こうやって犯人にされていったんやなということが裏付けられるような開示があった」
弁護団は開示すべき証拠がこれで全てかどうか検察に回答を求めたと言い、再審公判では、阪原さんにアリバイがあったことを積極的に立証していく方針であることを明らかにしました。
一方、検察は協議後に、「再審公判の目的に照らし、これ以上の証拠開示の必要性は認められないものと考えている」とするコメントを出しました。
再審の初公判の日程は決まっておらず、今後の三者協議は12月8日と来年1月26日に予定されています。
最終更新:11/06 00:07


