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古い瓦の隠れ家で魚を守る 奈良・猿沢池に「魚礁」設置

09/25 12:19

奈良市の名所、猿沢池に住む在来種の魚を守ろうと、興福寺と近畿大学が古い瓦を使った魚礁を池に設置しました。

魚礁は魚が集まったり産卵したりするための隠れ家です。猿沢池では、モツゴやミナミメダカなど3種の在来魚がいて、魚礁に集まりやすいとされています。興福寺は近畿大学と協力し、保存されていた江戸時代の瓦を池で組み立て、3つの魚礁を設置しました。近大の北川准教授は「(瓦の)隙間を利用して、魚や水生昆虫が繁殖していく。小さな生き物が増えていくことによって、より大きな生き物の餌が生まれてくる」と期待を寄せています。また、興福寺僧侶の南さんは「仏教では生き物の命を大切にしようという教えもあるので、それを考えるきっかけになるのではないか」と話していました。効果が確認されれば、今後も魚礁の数を増やしていくということです。

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