関西ニュースKANSAI

国による「生活保護」支給額引き下げは違法 原告勝訴 大阪地裁が初の判断

02/22 19:44

生活保護の基準を見直し支給額を引き下げたのは不当だとして受給者が国などを訴えた裁判で、大阪地裁が原告の訴えを認めました。

(記者リポート)「紙には勝訴の二文字が掲げられています。生活保護をめぐる司法判断は原告側の勝訴となりました」。国は2013年以降、物価の下落などを理由に生活保護費の基準を見直し、9割以上の受給者の支給額を引き下げました。大阪府内の受給者42人は、これが生存権を保障した憲法などに反するとして、取り消しなどを求めていました。大阪地裁は22日の判決で、厚労省が物価の下落を反映させる際、特に物価が上昇した2008年を基に計算したため、不当に下落率が大きくなったなどと指摘し「専門的知見との整合性を欠き、裁量権の範囲の逸脱があった」として、生活保護基準の引き下げ処分を取り消しました。

関西ニュースヘッドラインKANSAI

もっとみる