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今度は市役所駐車場の無料定期券 「サウナ市長」の証言で新たな「食い違い」 池田市百条委員会

03/12 20:38

家庭用サウナなどを市役所に持ち込んでいた大阪府の池田市長をめぐる百条委員会が12日に開かれ、今度は市役所駐車場を出入りするための「無料定期券」の証言で新たな「食い違い」が見つかっています。

冨田裕樹市長(44)をめぐっては去年10月、「健康管理のため」として市長の控え室に家庭用サウナなどの私物を持ち込んで使っていたことが発覚。地方自治法に基づき設置された百条委員会が、市長によるパワハラ疑惑などの問題と合わせて事実関係や経緯を調べています。

12日の証人喚問では、冨田市長に貸し出されている市役所の有料駐車場を出入りするための「無料定期券」について質問が及び、岡田正文副市長は「市長が(後援会長に)貸していたと聞いている」と説明。

一方、4日の証人喚問では、冨田市長は「市長就任後に渡されたことは覚えているが、どこに保管しているかわからない」「手元にないので失念していた」などと答弁していて証言の内容に新たな「食い違い」が見つかりました。

これについて12日、「後援会長」と呼ばれた冨田市長の支援者の男性(58)が取材に応じ、無料定期券について「去年4月に市役所で市長から手渡されたあと、冨田市長の支援事務所で保管していた」と明かしました。無料定期券は市長から呼び出された際にこれまで40回以上使用したと話し「去年末に市長本人に返した」ということです。

市長の4日の答弁との食い違いについては「どこにあるかはもちろん市長も知っていたし、『どこにあるかわからない』というのはうそ。市長自身もおそらく使っていたと思う。百条委員会でうそをついたらダメなのは原則だ」などと話しました。

また冨田市長は12日、ABCテレビの取材に対し「4日の答弁の時は記憶が曖昧だったが、駐車券は貸しておらず事務所で保管していた」と、4日の答弁内容について自ら否定。その上で「事務所スタッフ等が私の公務を補佐する上で必要なときに使用していたので問題ない」と回答しました。

これに対し、市の関係者は「無料定期券は基本的に市長本人が緊急時などで対応するために貸し出されている。第三者が使うことは担当部局も想定していなかったのでは」と話しました。

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