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ささいなことでも心配「全般不安症」の可能性治療薬、3月に国内初承認
07/25 12:35 配信
仕事やお金、健康など、さまざまなことが原因で感じる不安。しかし、それが長続きして日常生活にも影響するようになると、病気の可能性もあるそうです。
■「動悸が止まらず」
「全般不安症」と診断
伊藤さん(仮名)
「車を運転していても何か不安なこととか心配なことがあると、ドキドキって。舞台の袖に立って出番を待つかのような動悸(どうき)が止まらなくて」
北海道に住む伊藤さん。毎日のように、こうした不安が襲ってきていたと言います。不安のきっかけは、ささいなことでした。
「例えば車だと渋滞したりとか、電車だと遅延したりしますよね。そうすると『遅れたらどうしよう』って、もうそこから動悸が止まらない」
家族からは、「心配性だね」と言われ、自分もそう捉えていましたが、そのうち夜も眠れなくなりました。
医者に診てもらうと、「全般不安症」という病気と診断されました。
「(医者から)『結構、重度だね』と言われて、『私、病気だったんだ』って。まずこういう病気があるということだけでも、知っていただくのが一番じゃないかなと」
実際にどのような人が、かかりやすいのでしょうか?
■「全般不安症」どんな病気?
日常のさまざまな物事に対して、過剰な不安や心配が6カ月以上続く「全般不安症」。「眠れない」「疲れやすい」といった症状も見られ、疑いのある人も含めると、日本では、8%近くが該当するというデータもあります。
東京医科大学精神医学分野
高塩理准教授
「皆さん、それが病気じゃなくてただの性格じゃないかと思っている。(症状が)続くことによって、“その人らしさ”が出せないので、家事がうまくいかないとか、仕事していてもうまくいかないと言われていて、社会的な損失につながっている」
「全般不安症」を放置すると、心臓疾患のリスクが高まる恐れもあると言います。
「(Q.誰でもなりえるものなのでしょうか?)可能性としては、皆さん十分なり得る疾患だと思う。他人事じゃないと思っていただいていい。やはり環境要因というか、どうしても不安になりやすい、1人で頑張らなきゃいけないとか、大変な環境にいると、そうじゃない方に比べたら、少し気をつけなきゃいけない」
■治療薬3月に国内初承認
この「全般不安症」に該当するかどうか、自分でも手軽にチェックできる方法があります。
・緊張や不安を感じる
・心配が止まらずコントロールできない
・いろいろなことを心配しすぎる
・くつろぐことが難しい
・そわそわとしていてじっとしてられない
・ちょっとしたことでイライラし怒りっぽくなる
・何か起こりそうで怖くなる
<採点方法>
全くない=0点
数日=1点
半分以上=2点
ほとんど毎日=3点
こちらの7項目について、過去2週間の状態を振り返り、合計が10点以上になる場合は、専門医への相談の目安とされています。
また日本ではこれまで、保険が適用される「全般不安症」の薬はありませんでしたが、3月に国内初となる治療薬が承認されています。
(2026年7月25日放送分より)
最終更新:07/25 13:29


