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交際相手の女子大学生を殺害した罪に問われた男の裁判 検察は懲役22年を求刑 判決は28日 大阪地裁
02/21 12:30 配信
大阪府枚方市で、交際相手の大学生を殺害した罪などに問われている男の裁判で、検察は懲役22年を求刑しました。
無職の西光勝被告(27)は去年5月、当時交際していた大学生の渡辺華蓮さん(当時19歳)を殺害するなどした罪に問われ、これまでの裁判で起訴内容を認めています。
21日の公判では、渡辺さんの父親が法廷で「娘はこれからの楽しい人生を奪われ、たくさんの刺し傷を付けられ、どんなに悔しかったか」と声を詰まらせながら述べました。
検察側は、西光被告は事件前に頸動脈の位置などをネットで検索していて「犯行は明らかに計画的」と指摘。「渡辺さんが他の男性と交際するのが嫌などと動機は他に例がないほど極めて身勝手」と、懲役22年を求刑しました。
西光被告は最後に「どんな刑(判決)でも一切控訴せず、一生かけて償っていきます。華蓮さん、遺族の方申し訳ございませんでした」と述べ、遺族に向かって十数秒間頭を下げ続けました。
判決は28日に言い渡されます。
最終更新:02/21 12:30