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投薬ミスで男性患者が死亡 「肝臓に気が回らなかった」主治医を厳重注意処分 神戸市立医療センター中央市民病院

03/05 18:48 配信

 投薬中止の基準を超えていたことを見落としたということです。

 神戸市立医療センター中央市民病院は、医師の投薬ミスで70代の男性患者が死亡したと発表しました。

 尿管がんを患っていた患者は去年11月に手術を受けたあと、再発のリスクが高いと判断され、予防のためにがん治療薬「オプジーボ」を投与されていました。

 その後、主治医だった男性(30代)は、患者の肝臓の機能を示す数値が投薬を中止する基準を超えていたことを見落として投与を続け、男性は先月、薬の副作用によって死亡したということです。

 男性医師は病院の聞き取りに「腎臓や甲状腺の障害への対応を優先して、肝臓に気が回らなかった」と話していて、厳重注意処分を受けています。

最終更新:03/05 18:48

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