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2009年11月15日放送

「地下で暮らす家」(2005年7月10日放送) その後…

こんな問題を抱えていました

  • ■築70年の4軒長屋で、正面から見ると平屋だが、実は傾斜地に建つ2階建て
  • ■玄関から室内が丸見えでプライバシーが無い
  • ■1階に続く階段は薄暗く傾斜角も急で危険
  • ■1階の天井高がわずか160cmしかなく、大人がまともに立てない
  • ■浴室はさらに天井が低く、入口は130cmと、まるで穴倉のよう
  • 写真:サムネイル
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「匠」からのプレゼント

  • ■外観は歴史を感じさせる趣に
  • ■バイクも置ける玄関ホールに続く扉は、和の風情溢れる格子戸に
  • ■来客の目線も気にしなくて済む、階段が上下に延びたスキップフロア
  • ■スキップフロアの上には縦の空間を生かした開放的な吹き抜けが
  • ■和室とキッチンの境には子ども達の安全を考えベビーゲートを設置
  • ■1階は天井高を確保し、広い洗面脱衣室と浴室を配置
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アフターのアフター その後、家族の生活は、どう変わったのでしょうか…

子ども達との再会

画像: アフターのアフター

長屋の外観の趣を味わいながら訪れた「匠」。ご夫婦と挨拶を済ませた「匠」は、6歳になった長男とリフォーム中に生まれ今は4歳になった長女に会うと、その成長に驚き。
 
続いて、扉の向こうから奥さんに抱きかかえられて現れた次男に会えて「匠」の喜びもひとしお!

画像: アフターのアフター

小さな子どもが3人になって、楽しさと共に大変さも増えました。
 
和室の腰壁に貼られていた和紙は、3人のいたずらで見るも無残な姿に…
 
「子どもがいる以上しょうがない」と「匠」も苦笑い。

画像: アフターのアフター

1階に作られた12畳もの家族の寝室はというと…ベッドで部屋の端から端まで埋めて、子ども達が寝返りをうっても落ちないようにしていました。
 
ただそのせいで、ベッドの向こうにある物入れの扉を開けることができず、また勝手口も全く機能していない状態でした。

「匠」からご家族へ…

画像: アフターのアフター

家族が増え、成長したことで、リフォーム時とは違ったスタイルが必要と思いながらも、どうしていいか解らない奥さん。
 
そんな悩みに「匠」はある答えを見つけたようで、ご主人を連れて、自分のマンションのトランクルームに…

画像: アフターのアフター

再び家に戻ってきた「匠」とご主人が持ち帰ってきたのは、「匠」自身が以前使っていた、間仕切り用のパネル。
 
次々と、ベッドや棚を移動して配置が決まったところで、パネルの組み立て開始。アジャスターで柱を固定して、板をはめ込んでいきます。

画像: アフターのアフター

こうして出来あがった間仕切りは、勝手口への通路を作ると共に、ベッドから子ども達が転げ落ちることを防いでくれます。ベッドの向きも変わり、扉を塞がれていた収納も再び使えるようになりました。
 
将来、このパネルを使って子ども達の勉強スペースやプライバシーを考慮したレイアウトを作ることができます。

やっと渡せた「匠」からのプレゼント

画像: アフターのアフター

もう一か所の悩み、ボロボロになった腰壁の和紙をなんとかすることに。
 
「匠」からGoサインが出ると、子ども達が一斉に壁に駆け寄って、和紙をはがし始めました。

画像: アフターのアフター

綺麗に和紙がはがれた後に新たに貼りつけるものとして「匠」が用意したのは、ぶつけても痛くない上、丈夫なコルクシート。
これで、この日の補修は終了しました。
 
落ち着いたところで「匠」から次男が生まれたお祝いが渡されました。

画像: アフターのアフター

それは…次男の名前入りの丸いタイル。
長男と長女の名前が書かれたタイルは、リフォーム時に階段の壁に埋め込まれていましたが、リフォーム後に生まれた次男の名前は無く、本人もちょっぴり寂しい思いを。
けれども「匠」が新しいパネルを並べて貼りつけ、仲良し三兄弟が揃うこととなりました。

写真:「匠」の顔写真

懐古住宅の伝承者 谷口美樹子

お子さんが2人から3人になった家族が、すごくいい感じで暮らしてらっしゃって、私も本当に嬉しかった。もし、お子さんが更に増えることがあったら、それはそのとき考えます。
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