授業風景

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丹波篠山市立城東小学校

2023年2月24日

授業風景177

授業対象生徒 37名/先生 5名

写真朝から小雨が降る中、今年度最後の出前授業で丹波篠山市立城東小学校へ大野雄一郎アナウンサーと一緒に行ってきました。

今回、受講頂いたのは小学校5年生と6年生の生徒の皆さん37名。
この日は、オープンスクール日だったため、保護者や地域の方々も「エビシー教室」に参加されました。

まずは自己紹介。
冒頭の挨拶で私から、この小学校のある丹波篠山でお米農家のお手伝いをしている話をし、何気なく始めた田植えや稲刈りも、年々大きくなる自然災害などを気にするようになり、地球温暖化・気候変動など考えるきっかけになったことなど、いろんなことに興味を持って視野を広げてほしい、と伝えました。


写真そして、放送業界の歴史や私たちの会社のこと、系列局のネットワークのことなど説明。放送局は、国民の共有の財産である“電波”を使用している免許事業であること、私たちに課せられた大きな社会的役割など説明したあと、放送局の内部がどうなっているのか「社内見学」ビデオを上映。さらに、テレビ画面に映っていないところでどんな仕事があるのか、番組を放送するにはそれぞれに仕事の役割分担があり、スタッフが一丸となって毎日力を合わせて番組制作を行っていることを知ってもらおうと『「おはよう朝日です」ができるまで』のビデオも上映しました。

休憩を挟み、後半の授業は、大野雄一郎アナウンサーにバトンタッチ。

「アナウンサーの仕事」について、一通り説明した後、「おはよう朝日です」に出演する日の一日のタイムスケジュールも紹介し、世の中で起きていることをなるべく分かりやすく、正確に伝えることが大切でやりがいがあることを伝えました。
そして、“アナウンサーの仕事”をできるだけたくさん体験して欲しい!という大野雄一郎アナウンサーの希望もあり、ニュース原稿読みを体験してもらう前に、まずは早口言葉で準備運動。オープンスクール日だったこともあり、最初は少し緊張した様子でしたが・・・、大きな声でハキハキと上手に課題をクリアする生徒の皆さんに、プロのアナウンサーもびっくり!緊張もほぐれたところで、「ニュースの内容によって読むときに抑揚で変化をつける」ことを意識して欲しいとアドバイスし、ニュース原稿読みにチャレンジしてもらいました。


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とても初めて挑戦するとは思えないほど、丁寧にわかりやすく原稿を読み上げる生徒の皆さんに大野雄一郎アナウンサーも「この中に将来のアナウンサーがいるのでは!?」と感心するばかり。
ニュース原稿読み体験後には、大野雄一郎アナウンサーが直接インタビュー。
「緊張した!」「世の中の出来事を伝える内容だったので声のトーンに気を使った」「スポーツのニュースは明るく伝えた」と初めての体験にも関わらず、手ごたえを感じた様子です。


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そして最後は生徒の皆さんからの質問コーナー。「どうしてアナウンサーになったの?」「毎日どれくらい声出しの練習をしているの?」「尊敬している先輩は?」「仕事で一番緊張したのは?」などなど、時間の許す限り質問にお応えし、私たちから「いろんなことに興味を持って、やりたいことを今からじっくり探して欲しい!」とメッセージをおくりました。

写真「おはよう朝日です」の“コロコロレストラン”で紹介され絶賛だったという、地元食材を使った給食のイイかおりがする中、小学校を後にしました。