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公演情報

聖響×OEK/ウィーン古典派 第2回
〜ハイドン、モーツァルト、そしてベートーヴェン〜

[指揮]金聖響
[管弦楽]オーケストラ・アンサンブル金沢

日時 2013年7月14日(日) 15:00 開演 14:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 3公演通し券…Aセット13,500円 Bセット10,500円
・通し券は、ABCチケットセンターのみの販売となります。
・3公演とも同じ座席でおとりします。

各1回券…A 5,000円 B 4,000円 C 3,000円 【12/16(日)一般発売】
一般発売日 2012年12月16日(日)
優先予約日 2012年12月14日(金)
プログラム ハイドン:交響曲 第102番
モーツァルト:交響曲 第39番

ベートーヴェン:交響曲 第6番「田園」
お問い合わせ先 ABCチケットセンター
06-6453-6000

2013年は、「ブラームス・チクルス」(2007年)、「ベートーヴェン・チクルス」(2009年)、「ザ・ロマンティック!」(2011年)で、ご一緒させていただきましたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)とシリーズ公演を行います。11回目のシリーズとなる今回は、「ウィーン古典派」と題し2005年に大阪センチュリー交響楽団(現・日本センチュリー交響楽団)とご一緒し、大変ご好評いただきました、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンという古典派音楽を再び取り上げます。OEKと今回のように古典を重点的に取り上げるのは、2009年以来ですので大変楽しみにしております。
ご存知の通り、この3人の作曲家は実際に活動した場所、ウィーンと深く関係しております。当時の演奏スタイルが古典からロマン派へ移行していく歴史的にも大きな動きがある時代を彼等は駆け抜けました。曲目はご覧の通り名曲揃いです。ベートーヴェンの中期の名曲、第5番「運命」、第6番「田園」、第7番を軸に、ハイドンとモーツァルトの後期の作品を取り上げます。ハイドンは、“びっくり交響曲”の名で親しまれている第94番「驚愕」や、第45番「告別」を。モーツァルトは、第38番「プラハ」や、後期3大交響曲として不滅の輝きを放っている第39番、第41番「ジュピター」を演奏します。全3回公演で、ウィーン古典派音楽の粋をたっぷりと楽しんでいただければ幸いです。
少し個人的なお話をさせて頂くと、2003年以降、ピリオド奏法を核として考えてきましたが、自分の演奏スタイルの変化を深く追求する時期に再びやってまいりました。ここ数年はグスタフ・マーラーやリヒャルト・シュトラウスの作品を取り上げる機会が多く、古典以降の音楽の拡大、発展そして古典からの脱却を試み、成功した作品の素晴らしさを経験しました。
個人的にも習練を積む中で、20世紀以降の作品の考察も行ってきました。バルトーク、ストラヴィンスキー、コープランド、バーンスタイン、ジョン・ケージ、シュトックハウゼン、リゲティにブーレーズといった現代曲の古典から最新の音楽まで網羅し、新たなサウンドの追求を計っております。
現代における音楽の在り方を模索する中で、20世紀以降は、感情を排除した音楽を中心に歴史が刻まれてきたと考えます。改めて眺めてみる古典の楽譜には、ドラマ性や多岐にわたる感情の起伏が詰め込まれています。奏法に拘らない、音楽が雄弁に語る世界をご堪能いただけるよう、OEK共々最高の演奏にしていく所存です。どうぞお楽しみに! 金 聖響

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