太陽と海と火山と恋人たちと
オー・ソレ・ミオ
〜素晴らしきナポリ音楽とカンツォーネ〜


輝く太陽と青い海、陽気な人々が住む街、ナポリ。イタリア語では単に「歌」を意味する“カンツォーネ”ですが、日本ではナポリの歌曲（カンツォーネ・ナポレターナ）を指すことが一般的です
“君の瞳に輝く私の太陽よ”と歌う「オー・ソレ・ミオ」、湾に面した波止場を歌った「サンタ・ルチア」、ヴェズーヴィオ火山に登る登山電車のＣＭソング「フニクリ・フニクラ」、“恋人よ我に帰れ”と歌う「帰れソレントへ」など、たとえ失恋の歌であっても甘美な喜びであるかのように聴かせるのが、カンツォーネの魅力なのかもしれませんね。
楽団を率いるのはザ・シンフォニーホールでもお馴染みのサンドロ・クトゥレーロさん。マエストロといういかめしい敬称よりも、エンターテイナーの呼び名がピッタリのクトゥレーロさんと、底抜けに明るい歌手たちが繰り広げるステージをどうぞお楽しみに！