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公演情報

サンクトペテルブルグ室内合奏団
クリスマス/アヴェ・マリア

日時 2013年12月15日(日) 14:00 開演 13:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール
料金 A 4,500円 B 3,000円 C 2,000円
一般発売日 2013年7月28日(日)
優先予約日 2013年7月25日(木)
プログラム J.S.バッハ/グノー:アヴェ・マリア
シューベルト:アヴェ・マリア
カッチーニ:アヴェ・マリア
パッヘルベル:カノン
J.S.バッハ:G線上のアリア
ヴィヴァルディ:「四季」より“冬”
マスカーニ:歌劇 「カヴァレリア・ルスティカーナ」よリ 間奏曲
マスネ:タイスの瞑想曲
ヘンデル:歌劇 「リナルド」より“私を泣かせてください”
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス ほかを予定
お問い合わせ先 ABCチケットセンター
06-6453-6000

清浄なるひととき
サンクトペテルブルグ室内合奏団
クリスマス/アヴェ・マリア



アヴェ・マリア――聖母マリアへの祈りです。
グレゴリオ聖歌など教会音楽をはじめ、古今の名だたる作曲家たちが曲を書いていますが、とりわけJ.S.バッハ/グノー、シューベルト、そしてカッチーニのアヴェ・マリアがよく知られています。
まずJ.S.バッハ/グノーのアヴェ・マリア。J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」冒頭の美しい分散和音から成るプレリュードを伴奏に、19世紀フランスの作曲家グノーがメロディを付したもの。
ついでシューベルトのアヴェ・マリア。流麗なメロディとマンドリンを模した伴奏が印象的ですが、この曲は宗教楽曲ではなく、叙事詩「湖上の美人」の1編であり、窮地にあるヒロインのエレンが救いを求めて口ずさんだ祈りの詩です。そう言えば、昔流行したスタンダード曲「ラ・ノビア」の最後の部分でも、この曲の最初のメロディが何度も繰り返されていましたね。
そしてカッチーニのアヴェ・マリア。1995年カウンター・テナー歌手スラヴァのCDの大ヒットによって、世界中に知られるようになりました。ジュリオ・カッチーニは16世紀イタリアの作曲家ですが、この曲に当時の音楽を特徴づけるものは無く、現在では旧ソ連の作曲家ウラディーミル・ヴァヴィロフが、カッチーニに仮託して書いたものとされています。
このように各々の成立背景を持つアヴェ・マリアを、ソプラノ歌手と共にお贈りするのが、ロシアの古都で結成されたサンクトペテルブルグ室内合奏団。彼らのレパートリーは多岐に渡り、標題のアヴェ・マリア、クリスマスの音楽だけでなく、意表を衝いたセレクションもまた彼らのコンサートのお楽しみの一つ。
師走のひととき、ほんの一瞬リラックスして、祈りと癒しの時間に身を任せてみませんか?

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