◎放送日
2007年4月30日(月・祝) <生放送>

◎放送時間
午前の部: 午前9:55〜11:35  午後の部:午後2:00〜5:54 

◎出演者
午前の部: 石田靖、アメリカザリガニ、シャンプーハット、三倉茉奈・佳奈
三代澤康司・喜多ゆかり (ABCアナウンサー)  
午後の部: 勝谷誠彦、宮崎哲弥、石田靖、堀ちえみ、三倉茉奈・佳奈
岩槻邦男 (兵庫県立人と自然の博物館館長)
堀江政生・加藤明子 羽谷直子 (ABCアナウンサー)

◎内容
「教えてドリトル先生」
生きものにこだわり、情熱を持っている人々を通じて、自然の大切さに迫りました。



【予定テーマ】 
「魚の顔を撮る水中写真家 鍵井靖章」 
 ダイビングで魚に超接近して今まで見たことのない生きものたちの表情や仕草を撮る彼の写真とその海への愛を取材。リポーターは石田靖。


「馬に乗った獣医さん 山崎博道」
 淡路島で馬に乗って往診する傍ら、淡路島のシンボル鳥・シロチドリなどの保護・繁殖活動をしている獣医・山崎博道さん。養護学校などを訪ねてホースセラピーなどに取り組む山崎さんの一日を茉奈・佳奈が密着。


「石に生きものを描く 小村一也」
 私たちの住んでいる少し昔の風景に当たり前に生きていた魚や小鳥、昆虫たちの姿を愛を持って、少し風情と風景を加えて石に描く小村氏。琵琶湖や淀川水渓など身近な自然に生きる生き物たちの持つ面白さを再発見。リポーターはシャンプーハット。


「木登りを愛するカナダ人 ジョン・ギャスライト」 
 アメリカ生まれのカナダ人のジョン・ギャスライト、彼は84年に来日し、愛知県郊外の森に味噌樽の廃材で作ったツリーハウスにすむ「木登りの達人」。全国各地で子供たちに木登りを通じて自然との触れ合い、大切さを教える彼にアメリカザリガニが挑戦。

木登りに挑戦するアメリカザリガニ
私たちの身の回りの「生きものたち」の現状を問題提起しながら、環境について真剣に考える4時間。


【予定テーマ】 
「身近な魚たちの悲鳴 食卓に近寄る危機」 
 地球温暖化による海水温度の上昇で全地球的に海流が変化し、様々な魚類の生態に変化が現れている。クロマグロやニホンウナギの数の減少の原因は産卵行動や生息域に影響を与えた海流の変化とだともいわれる。我々の身近の海にも続々と異変が起こっている。将来、私たちの食卓に魚は登場しなくなるのか?


「青潮 大阪湾の海底にできた穴 今起きている異常事態」
 生活排水などで海水が富栄養化し、植物プランクトンが異常発生する現象「赤潮」。それに対して「青潮」とは海面が乳白色に変化する現象で、有毒な硫化水素を含んだ海底の水が海面に上がり化学変化を起こしたもの。東京湾や三河湾でアサリ漁に大きな被害をもたらした「青潮」が大阪湾でも 発生しているという。私たちの目の前の海の問題を考えた。


「里山と生きもの 身近にある森でフクロウを保護する」
 日本の原風景であり、人々の暮らしに密接に結びついていた「里山」。しかし近年の林業の衰退や乱開発、そして不法投棄などで里山は荒廃が進んでいる。今回は枚方尊延寺地区の里山で自然保護に取り組むボランティア団体を取材、蛍や野鳥、フクロウなどがすむ里山を再生させ、保護する活動を追いかけた。森の巣箱で育ったフクロウの元気な姿が見られるようになった冬、事件が・・・。


「外来生物 足元に忍び寄る生態系破壊」 
 ペットや観賞用として日本に海外から持ち込まれた多くの動植物。それらが知らず知らずのうちに日本の生態系を破壊している。遺棄された「ワニガメ」や「カミツキガメ」、天然記念物イタセンパラの激減の一因といわれるアフリカ原産の「ウォーターレタス」。人間の営みとエゴが破壊する生態系を守るには?


「山を追われるクマ」 
 昨年、クマに襲われた人の数は全国で147人。1975年に統計を取り始めて以来最悪の数字である。森の豊かさを象徴するクマ。野生のクマはかつては日本中にいたが、いまや絶滅寸前。そのクマがなぜ自然界の掟を破り、人里に降りてくるのか?そしてなぜ人を襲うのか?クマとヒトの関係を改めて考えた。


「今、動物園にできること 展示から保護・繁殖まで」 
 近年変わりつつある日本の動物園。その動物の保護や繁殖についての動きも注目され始めている。 より自然に近い動物展示を目指し「サファリゾーン」もできた天王寺動物園、日本初のローランドゴリラの繁殖に成功した京都市動物園、ジャイアントパンダの自然繁殖で日中共同研究をすすめる白浜アドベンチャーワールド、チーターの繁殖に成功した姫路セントラルパークなど関西の動物園を中心に取材。また希少動物の人工繁殖に取り組む「ZOO BANK」を紹介。


「生き物に学ぶ 自然の叡智を生かして 便利な生活」 
 ベルクロテープ(マジックテープ)は1948年衣服についたオナモミの実(所謂くっつき虫)にヒントを得て発明された。このように人間は自然界からいろいろな智恵を拝借して、生活に生かしてきた。今企業は生物を使ってどのような商品を作っているのか。昆虫や動物の智恵を生かしたハイテク技術を取材。


「大台ケ原の四季 近畿に残る感動の大自然」 
 標高1500mの山上に広がる大自然・大台ケ原。日本で一番雨が多いといわれるこの場所は、独特の気候から原生林を形成し、希少な動植物を育む日本でも貴重な地域である。昨年の夏から撮影を開始、四季折々で表情を変える大台ケ原に女優で母親の堀ちえみが登った。
また、大台ケ原の当日の模様を生中継で見せた。
秋の大台ケ原 シオカラ谷の堀ちえみさん

「みんなの木 生中継」

 小学校や幼稚園に植樹とみどりの授業をプレゼントして自然と環境について学んでもらう環境キャンペーン「みんなの木」。 4月30日は大阪市鶴見区の茨田小学校から生中継。エコレンジャーやビオトープ作りなど環境教育に日頃から取り組んでいる茨田小学校で喜多アナとおき太君、めざめちゃんは何の木を植えたのでしょう?
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