ゲストは、電子音楽レーベル『涼音堂茶舗』を主催している星憲一朗さん。

『涼音堂茶舗』は「電子文化の茶と禅」をコンセプトに、茶会から音楽を発信するレーベルとしてスタート。花や掛け軸、器など、茶会の空間を構成する洗練されたもののひとつとして音楽も存在するという視点で、京都の大覚寺や法然院で音楽イベントを開催し、音楽と映像による独自の発表形態を確立する活動は、海外からも高い評価を得ています。

そんな星さんが今、注目しているのが温泉。地球の自然の恵みである温泉、そして温泉街を見つめ直し、そこからさまざまな文化を創造する、という発想で、映像作品やイベントの企画をスタートしています。3月27日、28日の2日間にわたって、長野県の渋温泉で開催される、今までにはなかった温泉の楽しみ方を探るイベント『渋響』についてお話をうかがいました。