EarthDreamingロゴ 放送内容
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4月 福岡 司
4月 坂本美雨
5月

鈴木幸一

5月 小野田淳乙
5月 石古暢良
6月 渡辺正行
6月 中村 透
7月 宮脇 昭
8月 羽仁カンタ
8月 鈴木祐美子、北本忍
8月 矢島 稔
9月 鈴木祐美子、北本忍
9月 原田麻里子
9月 上岡 裕
9月 森谷秀樹
10月 櫻田 厚
10〜
11月
矢野恭弘
11月 ECO & MUSIC
11月 山崎伸治
12月 疋田 智
12月 小林武史
12月 この1年を振り返って
1月 田中 優
1月 藤崎達也
1月 インドラ・グルン
1月 土居健太郎
2月 金子竜太郎
2月 里中満智子
2月 鮎川ゆりか
3月 青木一夫
3月 桐田哲雄
3月 愛・地球博1
湯本哲哉
3月 愛・地球博2
5月16日ゲスト:大阪アメリカ村「eco&music」実行事務局長
小野田淳乙さん

小野田淳乙 “eco&music”は毎年秋に大阪のアメリカ村で行われている音楽を通してエコロジーを考えるイベントです。街の中心部にある三角公園でアメリカ村で育ったアーティスト達によるライヴが行われた後、参加者全員が一緒になって街のゴミを拾うクリーンパレードをします。
 小野田「普段はアメリカ村を中心とした企画の会社をやっています。4年前にアメリカ村を中心としたボランティアシ−ンを作りたいと思い“eco&music”という団体を発足し、今年4年目を迎えました。アメリカ村は30年を越えるのですが、元々アメリカ村が持っていた楽しさや自由が壊れてきました。それで自分たちの環境を自分たちで考えよう、自分で何か起こしてみようというコンセプトに環境のボランティアを始めました。最初の年は三角公園で、アメリカ村出身のアーティストのライブを行いました。そして2年目からはもっと多くの人にライブを見るだけではなく参加して貰おうと、ゴミ拾いのパレードを始めました。ゴミ袋やTシャツはこちらで無料で提供しています。

 一番最初はリアルなアメリカ村の若者だけでした、15〜23歳ぐらいの。今でもそうなんですが、イベントの始まりは遊び感覚なんです。その彼らがゴミを拾って帰ってきたときに考え方が変わっているんです。“こんなに汚くしてたらあかんわ”とかクラブイベントがあると張り紙をあっちこっちに張っていた人たちが“張り紙張っちゃまずいよな〜”とか...そういう声が多いですね

 2年目から参加してくれる人とのコミュニケーションを多く取るようにしました。その中で私が感じなかったことがいろいろあって、例えば“車いすの人が買い物に来ても看板が出っ張っていて買い物なんて出来ないよ”とか“落書きがひどいですよ”など。その中で本当に多かったのが“アメリカ村でボランティア活動をやっていることは大切だと思う。でもそれを作品だったり、言葉だったりで表現する場所が無いです。今のアメリカ村にそういう所はないです”という意見です。それは全然自分が気が付いていなかったので、ズシンと来ました。それで考えたのが、街としての環境とは何か。買い物やエンターテイメントを楽しむ環境だと思います。それは普通は街側が作っていくものなんですが、アメリカ村は共に作っていく物なんだろうなと、特に今の時代それが求められていると感じました」


Eco&Musicゴミ袋 小野田「最近のアメリカ村のメディアの評は“危ない街”。僕たちも正直それを否定は出来ません。かつてはアメリカ村ドリームが存在しました。今はそれが無くなってきています。ですからもう一度アメリカ村ドリームを取り戻したいんです。例えば最近気が付くのは大人達が次の世代に向けての愛が無くなってきました。ですから“eco&music”はそれを常に考えています。

 私達が今取り組んでいるのが、年齢性別を問わずアメリカ村が好きでアメリカ村の環境についてどう感じているか、どうアクションしていきたいかと言うことを発表する展示スペースを作ります。今年の夏には1つ出来ます。

 今後僕たちがやっていかなければいけない夢は、アメリカ村に各ストリートが有ります。それが表現のステージだったと思います。でもそのストリートという文化が今崩れていっています。“eco&music”は発表する場を提供しています。ですから街の店主さんと連携してストリートごとの特色を出していきたいと思っています」


鈴木幸一さん 石古暢良さん

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