ビーバップ!ハイヒール

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2012年10月18日(木)

華麗なる関西の大財閥 日本を動かした商人物語

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
ブラックマヨネーズ(小杉・吉田)
高見こころ
岡元昇(ABCアナウンサー)

キムタクが主演し、大きな話題を呼んだ山崎豊子原作のドラマ「華麗なる一族」。その中で描かれた万俵財閥は、実在した神戸の岡崎財閥がモデルだと言われている。そもそも財閥とはグループ会社を多角的に経営した一族のことで、銀行なども所有し、莫大な個人資産を有していた。そんな財閥が、かつての関西には数多く存在したのだ。土佐出身の商人、岩崎弥太郎が大阪で起こした三菱財閥や大阪を拠点とした住友財閥など、関西の商人たちが日本の経済を牛耳り、動かす時代があった。そんな大商人たちの伝説を紹介してくれるのが、今回のカシコブレーンで作家の加来耕三先生。現在は歴史家、時代考証家としてテレビでも活躍する加来先生が、日本の歴史に名を残した“どてらい”商人たちの物語を紹介する。

まず、加来先生が取り上げるのは、神戸にあった小さな商店を、わずか30年で日本一の大財閥にした天才商人の金子直吉。この商店の流れをくむ会社には、サッポロビールやアサヒビール、いすゞ自動車、神戸製鋼、双日(旧日商岩井)など、名立たる会社ばかり。いったい、金子直吉とはどんな人物だったのか?今回は、加来先生監修のもと、ビーバップ流に再構成したVTRで紹介する。明治7年に創業した「鈴木商店」の従業員の一人だった直吉は、当時としては画期的な金銭感覚を活かし、瞬く間に番頭に抜擢。主人の死後に任された店を「鈴木財閥」と呼ばれるまでに大きくし、ついには大財閥の三井を追い抜くまでに至る。その快進撃と倒産までの波乱万丈な商人人生を紹介。そんな天才商人の直吉にまつわるエピソードクイズも出題する。

関西を代表する偉大な商人の一人で、特に教育に力を入れ、功績を残したのが、神戸の造り酒屋を財閥にまで育て上げた本嘉納家8代目当主の嘉納治郎右衛門。日本を代表する清酒ブランド「菊正宗」を生み出した8代目が人材教育に重きを置いた理由とは!?

また、江戸時代の大商人、紀伊国屋文左衛門VS奈良屋茂左衛門の、金にものを言わせた仰天エピソードをクイズ形式で紹介する。

「ハテナの自由研究」は、ブラックマヨネーズの「弟子は師匠を超えられるのか!?」。弟子が師匠とガチで対決するハラハラドキドキ企画も第15弾。今回は、15年のベテランシェフと1年目の弟子が創作ハンバーグで対決。また、スポーツチャンバラの先生と教え子が爽やかに対決する!

加来 耕三(かく こうぞう)
加来 耕三(かく こうぞう)

歴史家・作家。大阪市生まれ。
大学・企業の講師を勤めながら、歴史的に正しく評価されていない人物・組織の復権をテーマに様々な著作活動を行っている他、テレビ・ラジオ等の番組監修・構成、企画、出演の他、時代考証家としても活躍している。
著書に「日本を再興した起業家物語」「ifの日本史」
「感動する日本史」「誰が、なぜ?まさかの日本史」など。

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