ビーバップ!ハイヒール

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2013年9月12日(木)

1枚の絵で犯人を追い詰める!似顔絵捜査官の事件簿

ハイヒール(リンゴ・モモコ)
筒井康隆、江川達也、たむらけんじ
チュートリアル(徳井・福田)
鹿沼憂妃
八塚彩美(ABCアナウンサー)

年々、より複雑になる現代の事件ではDNA鑑定やプロファイリングなど様々な捜査方法が用いられるが、そのなかで、現場で重要視されるアナログな捜査方法がある。それが「似顔絵捜査」だ。デジタルの時代に似顔絵!?と思いがちだが、捜査現場では、「写真よりも似顔絵のほうが情報が集まる」といわれているのだ。見た人に固定化したイメージを植え付けてしまう写真に比べ、似顔絵には曖昧さがあり、イメージを固めないぶん、より多くの情報が集まる。犯人の印象や表情などを表現し、「あの人に似ている」という感覚をもたせやすいという。そんな似顔絵捜査の知られざるテクニックを教えてくれるのが、元滋賀県警・刑事部鑑識課の坂本啓一先生。似顔絵捜査の第一人者として数々の難事件を自ら描いた似顔絵で解決し、退職した今も警察からの捜査依頼に協力している。今回は、坂本先生が似顔絵捜査独自の手法やテクニックを解説。似顔絵捜査のスゴさに迫る!

現在も似顔絵捜査の研究を続け、講義なども行っているという坂本先生だが、絵が上手というわけではないとか。「捜査用の似顔絵は100パーセント似せる必要はない。あえて曖昧さを残して描くことが重要」だという。そんな坂本先生が捜査用の似顔絵を描く際の独自の手法やテクニックを解説。坂本先生監修のもと、実際の事件を再構成したVTRで紹介する。ある夏の夕方に発生した強盗傷害事件。年配の女性が前から来た男に、いきなり殴られ、バッグを奪い取られる。現場近くのマンションのベランダから主婦が事件を目撃していた。似顔絵の作成にとりかかる坂本を通して、犯人の特徴を聞き出すためのポイントの数々を紹介する。スタジオでも坂本先生が実際に当たった事件をとりあげるが、「目撃者が子供の場合はありがたい」と、子どものお手柄エピソードを披露。一方、似顔絵捜査官が最も困る証言とは!?

坂本先生が似顔絵捜査を始めたばかりの頃は、まだ似顔絵による捜査実績が少なく、バカにする捜査員も多かったという。しかし、その実用性を認めさせるきっかけとなる事件があった。それは1984年に起こった銀行強盗事件。犯人は3000万円を奪い、指紋も遺留品も残さず、車で逃走した。手掛かりのない事件を1枚の似顔絵が事件解決へと導いていく。当時、鑑識課に所属していた坂本先生の実体験をもとに再構成したVTRで、警察内部の常識を覆した似顔絵捜査の力を紹介する。

また、似顔絵の威力を検証するべく、ハイヒール・リンゴいちおしの若手コンビ、ビーフケーキが、坂本先生の描いた似顔絵だけを手掛かりに犯人探しに挑戦。番組ディレクターの証言をもとに坂本先生が似顔絵を作成。それだけを頼りにビーフケーキは似顔絵の本人を探しだすことができるのか!?

「ハテナの自由研究」は、チュートリアルの「アナタの為を想って・・・」。今回は、関西のダンス&ボーカルアイドルユニット「OSAKA BB WAVE」の選抜メンバー5人と、読者モデル仲良し5人組が登場。今回も生生しすぎるダメ出しが次々と飛び出し、ついにチュートリアル福田がキレる!?

坂本 啓一(さかもと けいいち)

坂本 啓一(さかもと けいいち)

元滋賀県警刑事部鑑識課。熊本県生まれ。 本県立菊池高校体育科講師を経て、滋賀県警察刑事部鑑識課で現場鑑識・似顔絵捜査を担当。退職後、管理科学研究所を設立し、似顔絵捜査を継続研究。
日本顔学会評議員を務める傍ら、研究活動を継続。
各テレビ局にて事件解説を行なう。
著書に『似顔絵捜査官の事件簿』『犯罪と人相』等

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