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2015年6月7日放送

命がけで背伸びする家

この物件が抱える問題

  • ■間口の幅はわずか二間しかない
  • ■植木や室外機が路地にはみ出してしまっている
  • ■玄関土間や上がり口には大量の荷物が置かれ、下駄箱の扉を塞いでいるため下駄箱が使えない
  • ■台所は床から天井まで大量の荷物が詰め込まれ、両側に食器棚や家電が並び窮屈
  • ■流しの前には家具が置かれ、まっすぐ立てず、体をねじる必要があるので腰に負担がかかる
  • ■狭い台所は2人が立つ余裕がなく、体がぶつかり合う
  • ■床下収納のフタの上にも家具が置かれ物が取り出せない
  • ■居間の壁には書棚が並び住居スペースを圧迫している
  • ■居間で書道教室を開いているが、テーブルを2つ並べると狭くて人が通るのも困難
  • ■1階の生活スペースは6畳の居間のみ
  • ■長屋の間に位置するため、両サイドに窓がなく日中も照明がないと真っ暗
  • ■壁を両隣の家と共有しているので、生活音が筒抜け
  • ■二間の間口に詰め込んだ水回りはとても窮屈
  • ■洗濯機はサイズが合わず横向きに置かれ、勝手口を塞いでいる
  • ■洗面台の横に給湯器が飛び出して設置され、顔を洗うときなどに頭をぶつける
  • ■2階への階段は50度の急傾斜
  • ■階段上の収納へは、危険な足場を作りその上に立たないと届かないため、踏み外すと階段の下まで転落する危険がある
  • 写真:サムネイル
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この問題を抱えた物件に、立ち上がった「匠」とその技

写真:「匠」の顔写真

住まいのパーソナルトレーナー 木村哲矢

狭い中で驚くほどの物の多さだった。まず狭さ対策があるが、さらに娘さんが書道教室と水墨画の製作をされるので、そのスペースの確保が必要。難しい物件だが知恵を絞ってやっていく。

全ての問題を解決したそのビフォーアフターをご覧ください!!

赤いカメラをクリックするとビフォーアフターの変化をご覧いただけます

家族の幸せを願った「匠」からのアイデア

水墨画が迎える玄関
道路スレスレに置いていたお母さんの鉢植えは格子に掛けて飾り…玄関前は洗い出しに。ブロック塀を無くしたので、自転車2台がとめられます。

インターフォンと一体の新しい表札は「匠」特製。娘さん直筆の名字を彫り込みました。娘さんの水墨画を飾る額縁とも一体に。クリアケースに挟んだ作品を入れ替えることができ訪れる人に楽しんでもらえます。

玄関に入ると迎えてくれるのは、さらに大きな水墨画。額装できるこの扉は作品を飾る場所が無かった娘さんのために「匠」が考えたオリジナル。もちろん、簡単に入れ替えられるので色々な作品を飾ることができます。


靴の脱ぎ履きが楽なベンチは壁に収納でき、邪魔になりません。
画像: 匠のアイデア
明るい食卓にキッチン
北側の壁には、床から天井までの大きな戸棚。沢山の食器が収まり、お隣との防音効果も期待できます。

キッチンカウンターは食卓側から出し入れできる戸棚付き。シンクとコンロを2列に分けて配置しました。それぞれの作業スペースが確保できるので以前のように、お母さんと娘さんがぶつかることもありません。


頭上に開いた天窓からはたっぷりの光が注ぎ込みキッチンのみならずダイニング一帯まで明るく照らします。
画像: 匠のアイデア
広々使える水回り
以前は横向きで使いにくかった洗濯機が正面から使え、洗面の度に給湯器で頭を打つこともありません。

以前よりひと回り広い新しいお風呂。バリアフリーの床はクッション性が高い素材で手摺りも付き、お母さんも安心。光と風を導く換気の窓も取り付けました。



浴室暖房乾燥機も備えているので、雨の日も洗濯物が乾かせます。





洗面所に作られた新たな床下収納。以前のように 開かずの収納にならないよう上に物を置かない場所を選んで作られました。
画像: 匠のアイデア
お母さんがゆっくり休めるように
以前は2階の和室に布団を窮屈に敷いて寝ていましたが、新しく作った1階の寝室でこれからはベッドで楽に休めます。


ベッドの上の空間を有効利用し昇降式のハンガーラックを設置。簡単に昇降できるのでお母さんでも楽に使えます。



さらに寝室の入口の両脇には天井まで使った収納を用意。余裕の収納力でここに布団も収まります。
画像: 匠のアイデア
書道教室をやりやすく
緩やかになった階段を上りきった正面には以前は2階には無かったトイレを新設。すぐ隣は書道教室なので、生徒さんが使うのにも便利です。

以前より ゆとりのある教室には娘さん念願の 掛け軸を飾る床の間も。その裏側など 壁一面に収納があり長机を収め、客間としても使えます。


書道教室の窓の外には新しくベランダが設けられたため、これからは物干し場として利用できるようになりました。
画像: 匠のアイデア
作業に集中できる部屋
ベッドの上にある台を引き下ろせば娘さんが水墨画を描きやすいように作り上げた「匠」特製の作業机に早変わり。


作業机の下に収まるサイドテーブルも「匠」特製。娘さんがいつも使う道具を、いつもの場所に置いたままで収まる専用プレートを装備。作業途中に仕舞ったり、再開したりが、とっても楽に。

2メートル10センチもある天板の左側には見本の画を模写する時に便利な「ライトテーブル」を備えました。




描いている途中に何度もバランスをチェックする水墨画。壁には、そのためのピクチャーレールを取り付け水墨画の専門書などを入れる書棚も設置。



押し入れの脇には、書道教室の時や水墨画を描く際に重宝するミニシンクが出来ました。





作業に疲れたら、掃き出しの窓から東側に新たに作られたベランダへ出て、ホッと一息。目隠しの格子もあり、物干し場にもなります。
画像: 匠のアイデア
水墨画のための収納
娘さんの部屋にある天袋を開けるとなんと、水墨画の専用収納!60本分の水墨画収納が出来ました。

板をポン!と押すと、飛び出る仕掛け。水墨画の入った箱が簡単に取り出せます。プレートには、作品タイトル、描いた季節、作品の大きさ、自己評価が書かれています。



さらに「匠」は、これまで無かった四畳半の屋根裏部屋を2階の真ん中に増設。大きな荷物を収納できるのはもちろん室内が吸湿性のある桐張りなので水墨画用の紙の保存にも適しています。
画像: 匠のアイデア
今回お手伝いいただいた工務店の皆さん
写真:工務店の皆さん
大阪府箕面市 北谷建設(株)
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