博多華丸・大吉がただただ食べたい丼か麺を探し回る、街ブラバラエティ『華丸丼と大吉麺』の《大宮編》第2回。飲食店がひしめく大宮駅東口をブラブラした2人は、大宮名物のナポリタンに狙いを定め、ロケ開始からわずか1時間で「ビストロ ひいき屋 大宮東口店」への入店に成功した。生ビールで喉を潤し、「鉄板大宮ナポリタン」をシェア。そこに野菜サラダが運ばれてくると、常連客が「この液体がおすすめです」と、ガラス容器を掲げて微笑む。その謎の液体は、ひいき屋さんの自家製ドレッシングだ。グルメロケ歴30余年のキャリアを誇る華大が、「唯一無二」と目を丸くした絶品ドレッシングのお味とは?
ひいき屋さんを後にした華大は、パワースポットと名高い「武蔵一宮氷川神社」に続く参道へ。道端のちょっとした段差に2度もつまずいた大吉は、ひいき屋さんでいただいたガブ飲みワインのせいではないと恥ずかしそうに訴えかける。九州男児たるもの、加齢や体力の衰えでよろけるよりも、酒に酔ってふらつくほうが恥なのだろう。華丸は「情けない!転ぶなら転ぶ!」と芸人としての心得を相方に説いていた。
前方で人だかりができているのは甘味処の「氷川だんご屋」だ。華丸が「コーヒーいいな」とつぶやくと、大吉が「だんごあるよ」と少食おじさんとは思えない反応を見せる。醤油味のだんごに刻み海苔をまぶした「のり付焼きだんご」に文字通り食いついた大吉は、「うまい!」と1本をぺろりと平らげる。そしてガブ飲みワインの効果か、まさかの行動に…!「氷川だんご屋」では83歳の男性からハイタッチされ、「俺も博多たい」と話しかけられる一幕も。だんご片手にインタビューを試みると、華大との意外な共通点が明らかに。
一の鳥居から三の鳥居まで約2kmもある氷川神社の参道は、日本一長い参道だ。「いやー、福岡しか知らんけん、太宰府以外もあるんですねえ?」「櫛田神社よりでっかい神社がある」と、いちいち福岡を引き合いに出して張り合う華丸に、大吉が苦笑い。参道を歩いていると、全国区の朝の顔の華大に、すれ違う人たちが次々と声をかけてくる。「こんにちは」と挨拶を交わす光景は、大吉が言うように「山登りと一緒(笑)」。すると、東京マラソンに参加したことのある華丸が、42km地点での芸能人ランナーのつらさをコントのように再現し始める。そのとき参道は、華大が歩く笑いのランウェイと化していた。
2000年以上の歴史がある武蔵一宮氷川神社は、全国280数社ある氷川神社の総本社。三の鳥居をくぐり境内に足を踏み入れた華大はその広さに驚嘆しつつ、華丸は「やっぱ似てるなぁ、太宰府と」と、福岡愛があふれるコメントを怠らない。一方の大吉は「これから先(この番組で)いろいろな神社に行くからさ」と、あるアイテムを入手した。お天気に恵まれた春ののんびりふれあい散歩はまだまだ続く…!