毎週曜 午後125分~放送!
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過去の放送内容

2025615(日)放送

少食おじさんの博多華丸・大吉が、ただただ食べたい丼か麺を探す街ブラ番組。今回のロケ地は東京から電車で2時間の場所にある、年間300万人が訪れる関東屈指の絶景観光地、埼玉県秩父郡の長瀞だ。その美しさは、同県出身の渋沢栄一が「長瀞は天下の勝地」と賞賛したほど。その石碑が建つ長瀞駅前でのオープニングトークでは、「初めて来ました。名前は知ってたけども」と言う大吉に、華丸が「半分近く漢字で書けないですね」と笑う。「ちちぶ」と「(なが)とろ」が怪しいらしい。

ロケが行われた5月20日は季節外れの真夏日予報。秩父の予想最高気温が「35度」と聞いた時点で大吉は早くも嘆き節だ。駅前からブラブラと歩き出すと、秩父名物の「味噌豚丼」「みそかつ重」「蕎麦」の文字が次々と目に入り、二人は安堵の表情に。そして聞こえてきたのが、ジャージ姿の女子高生集団の黄色い声だ。彼女たちは華丸大吉を見て言葉にならない叫び声を上げている。困惑する大吉をよそに、「どっから来たと?」と話しかける華丸。学生から「浦和実業です!」「甲子園出たとこ」「佐藤栞里ちゃん(の母校)!」と言われ、華丸が「有吉の壁」(日本テレビ)のオマージュで「合格!」と返すと、大吉が「佐藤さんは『合格』とか言わないでしょ(笑)」とツッコミを入れる。

歩を進めると、趣のある手打ち蕎麦屋さんを発見。大吉が「今日はもうマジで選び放題やない?歩けんぐらい混雑もしてないし。今日はサクッと決めましょう」と言うと、華丸も「そうね。豚味噌丼(味噌豚丼)の写真を見て(から決めよう)」と同意する。

飲食店が立ち並ぶ「岩畳通り」に入ると、またしても女子高生たちが「ヒャアアアア!」と絶叫する。大吉は「恥ずかしいよ」と照れるが、華丸は「浦和で人気ばい」と、両腕を上方45度に広げて「どうもー」と南海キャンディーズの漫才スタイルで突入していく。

岩畳通りの飲食店を、いつものように一通りチェックする。わらじカツ丼、きゅうり、いちごなど、秩父の名産品の中に、特産品の「しゃくし菜」を発見。一番目にしたのは味噌豚丼だ。「もう味噌豚で決まりじゃない?」と言う大吉に「いや、抗うよ俺は。決めつけられるのが嫌だ」と華大がニヤリと笑う。さすが博多華丸、少食おじさんと王道嫌いおじさんのハイブリッド芸人だ。

岩畳通りの終点に到着すると、その先に広がる壮大な景色を見て、感動した華丸が「うわ!なーんここー!よかー!」と大声を出す。荒川沿いの渓谷「長瀞岩畳」は、国指定の名勝および天然記念物に指定されている、長瀞一の観光スポットだ。「知らんかったー!55年かかりました!はじめましてー!」とハイテンションで自然に向かって叫ぶ相方を見て、大吉が「すごいな今日。芸風が若いな。浦和実業の方々に引っ張られて(笑)」と感嘆する。

岩畳の上で丼麺選定会議をし、おおよそ合意して歩き始める。すると「あさイチ」(NHK)の「どライバル」(by華丸)の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)のロケクルーが、真夏日に関する取材をしている!挨拶がてらエールを交わすというなかなかない出来事に、「いい出会いでしたね」と大吉が満足そう。

お目当ての店にすんなり入るかと思いきや、華丸が途中の店先で、竹串に刺された冷やしきゅうりに目を止める。暑い日の食べ歩きにピッタリのきゅうり串を、華丸の要望で、岩畳に戻って川を見ながらいただくことに。シャクシャクといい音を立てる華丸を見て、大吉が述べ始めた反省の弁とは…。

お目当ての店に撮影許可をすんなりいただき、まずは瓶ビールを喉に流し込む。そして運ばれてきた丼麺に、「めちゃくちゃ好き!」「大好き!」と2人の絶賛が止まらない。華丸に「俺、来週もここでいい」とまで言わせた逸品を、ぜひご確認ください。

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