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2021年4月3日(土) 午前11時~
粗糖の優しい甘味 “喜界島スイーツ”姉妹
「ハバサハナ」 木村麻美さん・大東瞳さん
大阪・豊中市。音楽大学へと続く道沿いに一軒のスイーツ専門店があります。店の名前は「ハバサハナ(haba sa hana)」。鹿児島県の喜界島の方言でハバサが香りが良い、ハナサがかわいい。2つの言葉が繋がると”愛おしい”という意味。このお店のお菓子の特徴は、すべて喜界島の粗糖がベースになっていること。その優しい甘みがリピーターを呼んでいます。
お店を切り盛りするのは、喜界島にルーツを持つ姉妹。姉の木村麻美さんと妹の大東瞳さん。共に3人の子を持つお母さんで育児に追われながらも毎日美味しいお菓子を焼き上げます。
粗糖のキャラメルを使ったアップルパイが看板商品。喜界島の黒糖焼酎で漬けたレーズンサンドクッキーや、アーモンドのキャラメリゼ等、お酒に合うスイーツも人気です。
3人兄弟の長女と次女として育った2人。母も祖母もケーキ作りが得意で、いつしか食べることも、手伝うことも楽しみに。その体験が忘れられず麻美さんは結婚後にお菓子教室へ通い始めイベントなどに出店。店を持つことが目標となりました。妹の瞳さんは小学生のころから趣味としてお菓子作りを継続。就職後も独学でその腕を磨いていました。そして2年前、麻美さんの提案で二人は「ハバサハナ」を立ち上げたのです。
この春、ハバサハナは大きな一歩を踏み出すことに。実は、お店に飾ってある写真のサトウキビ畑がちょうど収穫期を迎えています。食材の仕入れと新たなお菓子のインスピレーションを得るため、コロナで長らくご無沙汰となっていた、懐かしい喜界島へ行くことにした2人。
現地で、サンゴ礁の美しい海岸や様々な特産品に触れ、今まで使ったことのなかった黒糖そのものを使ったお菓子や、名物の「たんかん」を使ったスイーツを構想します。
大阪に戻った2人は、これまでにない新たなスイーツを生み出しました。
ルーツの島に魅せられた、喜界島スイーツ姉妹に密着しました。
概要 | 今回の主人公、木村麻美さん大東瞳さん姉妹が営む焼き菓子のお店。母親の出身地でもある喜界島の粗糖にこだわった可愛くて優しい甘さの商品が話題になっている。 |
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住所 | 大阪府豊中市庄内西町2-7-32 |
電話番号 | 06-7181-4661 |
営業時間 | 11:00~17:00(※なくなり次第終了) |
定休日 | 日曜・月曜・火曜・水曜(営業は木曜・金曜・土曜) |
備考 | アップルパイ500円 バナナケーキ350円 シフォンケーキ350円 キャラメルナッツタルト400円 阪急宝塚本線庄内駅から徒歩で 約5分 インスタグラムで情報発信 https://www.instagram.com/habasahana/ |
各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
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