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2023年3月18日(土) 午前11時~
令和のオシャレな豆腐店
神原裕さん 神戸三宮 「感じのよい店 YACCO豆富店」
豆腐といえば「食卓の脇役」のイメージが強いですが、去年神戸にオシャレな豆腐専門店『奴YACCO』が誕生しました。コンクリ―ト打ちっぱなしのスタイリッシュな店内。カウンター奧のキッチンは、まるでDJブースのような空間です。販売している豆腐や豆乳はポップでカラフル。パッケージはイラストレーターがデザイン。イートインスペースまであります。やれやれ、「映え」を狙ったイキったお店かと思いきや…メッチャ美味しいと評判に。この豆腐屋さんを作ったのが、今回の主役、神原裕さんです。
「豆腐の地味なイメージを変えたかった」と語る神原さん。木綿や絹ごしではなく、
山芋やトウモロコシ、柚子や湯葉やハーブなどを合わせて、とろけるような舌ざわりの創作豆腐を生み出しています。「0歳から100歳まで食べられる豆腐」がコンセプト。また、2種類の豆乳は、濃厚な味がクセになると、こちらも大好評のようです。
岡山出身の神原さんは、神戸の大学を卒業して、飲食店で経験を積んだ後、ドーナツを売りにしたカフェを開業。人気店となりますが、コロナ禍で閉店。沖縄旅行で90代のおばあちゃんが作る島豆腐に感動、豆腐に目覚めます。そこからは、名店と呼ばれる豆腐店を100軒以上巡って、理想の大豆と豆腐作りを追求しました。
神原さん独自の豆腐製造法にたどり着きます。では、その工程を見せてもらいましょう。
これまでにないスタイルで、たちまち人気店となった『奴』。開店以来、お店を支えてくれるメンバーがいます。営業責任者の吉川さんと、販売責任者の河井さんです。週に一度はミーティングを開き、アイデアを出し合っています。また、10年来の友人であるシェフ、小林さんとは、一緒に創作豆腐を考えるパートナーでもあります。
そんな中、神原さんはこの春から新しい戦略を考えていました。それは、日持ちする『奴』の豆腐の特徴を生かして、定額で豆腐を販売して自宅に届ける「豆腐のサブスク」でした…
概要 | 『0歳から100歳まで食べれる豆富』をコンセプトに食卓を豊かにする豆富販売店。 |
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住所 | 〒651-0094 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町1丁目6-9アルパ三宮1階 |
電話番号 | 078-587-2883 |
営業時間 | 午前11時~午後7時30分 |
定休日 | 日曜・月曜 |
備考 | 青大豆豆富 363円 とうもろこし豆富 385円 豆乳 715円 青大豆豆乳 770円 ホームページ https://yaccotofuten.official.ec/ インスタグラム https://www.instagram.com/yacco_tofuten/?hl=ja |
各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
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