バックナンバー

2024年5月4日(土) 午前11時~
福岡生まれのハンバーガーに惚れた主婦
久語幸紀さん 兵庫県加西市 「今屋のハンバーガー 兵庫」
兵庫県加西市と小野市をつなぐ、のどかな山里を走るローカル線、北条鉄道。その沿線にある「法華口駅」は、大正4年築という歴史ある木造建築で、「国登録有形文化財」にも指定されています。ここに昨年10月、一軒のお店がオープンしました。『今屋のハンバーガー 兵庫』。普通のハンバーガーとちょっと違うのは、丸いバンズではなく、細長いコッペパンに挟むホットドッグのようなハンバーガー。関西では珍しいですが、実は福岡で愛され続けるソウルフードなのです。
切り盛りしているのは久語幸紀さんです。お客さんから注文を受けてから作られるハンバーガーは、ハンバーグを鉄板に並べて、コッペパンを焼いて、辛子とケチャップをつけて…一番人気の「ミックスエッグ」の完成です。外はサクサク、中はモチモチのパン、ハンバーグもボリューム満点、ケチャップの味も絶妙。小さな駅の小さなお店ですが、これは人気になるのも納得。実はこのお店を開くまでは、飲食店の経験もない普通の主婦だった久語さん。なぜお店をオープンしたのでしょうか。
息子さんの大学受験で、合格祈願に福岡へ。福岡に行くなら食べてみたいと思っていたハンバーガー屋さんの味に衝撃を受けたそうです。それが福岡西公園で50年愛されている『今屋のハンバーガー』。店主の今崎勝美さんが生み出したホットドッグスタイルのハンバーガーの美味しさを関西でも、と久語さんは今崎さんに弟子入りしたのです。
師匠から学んだ味を再現するのに苦労したのが食材探し。コッペパン、肉、レタス、玉ねぎ、全てにトコトン拘ったといいます。その苦労が実を結ぶのですが、ハンバーグとケチャップは門外不出なので、詳しいレシピは公開できないとか。
ある休日、久語さんが向かったのは博多。1年ぶりに師匠、今崎さんと再会します。今崎さんに食べてもらった久語さんのハンバーガー。はたしてその評価は?さらに、法華口で開かれる盛大な「桜祭り」に出店して、地元を盛り上げようと考えていました。
| 概要 | 福岡で「宇宙人が作るハンバーガー」「福岡県民のソウルフード」と称されている味に惚れ込んで主婦だった久語さんがのれん分けしてもらったお店。 |
|---|---|
| 住所 | 兵庫県加西市東笠原町240-5 北条鉄道 法華口駅舎内 |
| 営業時間 | 11時~ 売り切れ次第終了 |
| 定休日 | 月曜・木曜・第3金曜 |
| 備考 | ミックスエッグ600円 他 ホームページ https://www.instagram.com/imayahyogo/ |
| 概要 | 今屋のハンバーガー西公園本店、店主の今崎さんが長年にわたりホットドック型のハンバーガーを販売している。 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区西公園13-13 展望台 |
| 営業時間 | 11時~ 売り切れ次第終了 |
| 定休日 | 宇宙人の気まぐれ |
| 備考 | ホームページ https://imayahamburger.com/ |
各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。
バックナンバー














