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吉田大輔さん 『肉割烹よし田』 大阪市中央区

2025215日(土) 午前11時

目指すは大人のファミリーレストラン!
ジャンルを超えた料理でもてなす肉割烹店主

吉田大輔さん 『肉割烹よし田』 大阪市中央区

カウンターに座ると、色とりどりの料理が出てくる一軒の料理屋。この光景にある呼び名が…何でもある、何でも出てくる皿。これは「大人のファミリーレストラン」だとお客さん。様々な料理の技で、大人のファミレスを作り上げた料理人は、吉田大輔さん。鉄板焼き、イタリア料理、和食と肉を中心に、コースにして10品をこえる料理が次々と提供される楽しさが評判となっています。

大阪市中央区。北浜から南下して道頓堀川までをつなぐ東横堀川はその周辺がグルメ街となり、様々な人気店が集まってきています。そんな街にある一軒が『肉割烹よし田』です。「出汁をひく」「酢味噌で」「カツにする」「シュークリームの皮を」「米はこう炊いてから」など様々な調理法で肉に挑むのが店長の吉田大輔さん。

この日のメニューは「限りなく和によせた牛テールスープ」に始まり「A5和牛フィレのロールカツサンド」「肉華寿司」など肉にあらゆるジャンルの調理法を駆使した料理が登場。
「和牛タンのグリル」は岩海苔で味わうなど食べ方も独創的です。もちろん、お客さんは大満足。

枠にとらわれずさまざまな料理に取り組みたいという吉田さんは月に一度ペースで、「カレーランチの日」を設定しています、これがまた人気なんです1月は特別なスネ肉を仕入れ、日向夏とじっくり煮込んだスパイス香るカレーを提供。さらに普段のコースディナーとは別に「アラカルトデー」を設けるなどもしています。

福井県福井市出身の吉田さん。電車が好きで鉄道会社に就職するつもりが、大学時代に挫折。家族の反対もありましたが大学を中退し、様々な店で修業した後、2022年9月に『肉割烹よし田 』をオープンさせました。努力の裏には「どうせやるなら一流の料理人を目指せ!」という、父の言葉が…

地元・福井に戻った吉田さん、お父さんに18年ぶりの料理を振る舞います!さらに以前から使いたかった福井の肉素材で、同世代の料理人を招きます。憧れの食材で一体どんな料理がうまれるのでしょうか!

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肉割烹よし田
概要主人公吉田さんが営む肉割烹のお店。肉を主体とした日本料理店だが、その枠にとらわれずイタリアン時代の経験を活かした料理もコース内に取り入れ、飽きの来ないコース内容を提供している。
住所〒541-0052 大阪府大阪市中央区安土町1丁目2-1
電話番号06-4963-2695
営業時間18:00~ (予約状況により変動)
定休日日曜・祝日
備考コース料理 18,150円(税込)/1人

ホームページ
https://kappou-yoshida.com
坂元農場精肉店
概要吉田さんがお肉の仕入れをしているお店。肥育にこだわり抜いた唯一無二のオリジナルブランド和牛「坂元牛」を生産している。
住所〒550-0023 大阪府大阪市西区九条1丁目13-6
営業時間10:00~18:00
定休日日曜~木曜(金・土曜のみ営業)
備考参考料金
ホームページ参照

ホームページ
https://www.bebuya.com
ABITACOLO
概要吉田さんがアルバイト時代一緒に働いていた仲間、植松さんの営むイタリアンのお店。店主の地元である南大阪の河南町で採れた野菜を芯に据えた、独創的な河南料理が楽しめるお店。
住所〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町1丁目3-3 戎道修町ビル 2F
電話番号06-7710-6616
営業時間12:00~13:30(L.O.)
18:00~20:00(L.O.)
定休日火曜
備考参考料金
ホームページ参照

ホームページ
https://www.abitacolo-works.com

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

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次回の放送

坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

2025621日(土) 午前11時

理想の家づくりプランナーの銭湯復活プロジェクト

坂口祐司さん 『ハイトラスト』 京都市中京区

家を建てるとき、まずは不動産業者で土地を探し、銀行からお金を借りて土地を購入、それからどんな家を建てるか住宅会社に相談するのが一般的ですが、まったく違うやり方を推奨している家づくりプランナーがいます。坂口祐司さん、38歳。「まず、お客様がどんなライフスタイルを好むのか、家に何を求めているか、細かいことまで徹底的に聞き取り調査します。それが決まってから、予算を考慮しながら土地を探します」。

「お金をかければいい家ができるワケではない」と言う坂口さん。
住む人のライフスタイルに合わせた理想の暮らしをかなえる家づくりは施主と幾度となく打ち合わせをした結果生まれる個性を活かしたデザインと設計。

「新築した家に住んでみたら、理想と全然違っていた、ということって、よく聞くんです。それは土地から建築までをトータルで考えてくれるところが少ないからです。僕はそれを変えたくて、不動産事業と設計とデザインと施工が1社でできる会社を作りました」。
創業から10年。口コミで評判が広がり、忙しい日々を過ごしています。


そんな坂口さんに大きな転機が。創業80年以上という銭湯が土地付きで売りに出されたのです。取り壊して住宅に、という話もあったのですが、無くしてしまうのはもったいない。銭湯は地元のコミュニティだと考えた坂口さんは、友人たちや腕利きの職人達と連携して、銭湯復活プロジェクトを立ち上げました。

地元・京都の銭湯『明治湯』が閉店したのは4年前。坂口さんの「お風呂好き」建築チームはここを改装して新生『明司湯』として生まれ変わらせるため、さまざまなアイデアを出し合いました。ベテランの職人たちも銭湯改装は初めて…試行錯誤の連続です。
老若男女、地元の人も観光客も訪れやすい場所にしたい。それにはどんな銭湯にすればいいのか。ノスタルジーを残しつつ進化系に。最新式のサウナを完備。
さて、どんな銭湯となるのでしょうか。

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