バックナンバー

「FROSCH」河原かゆりさん

20181117日(土) 午前11時

小さな模型の中に夢の世界を広げるドールハウス作家

「FROSCH」河原かゆりさん

大阪府枚方市の住宅街にある、「雑貨とカフェの店・FROSCH(フロッシュ)」。オーナーはドールハウス作家でもある河原かゆりさん。
ミニチュアで作られる本物そっくりの家・ドールハウスに魅せられ、20年以上にわたって活躍しています。

ドールハウスとは一定の縮尺で作られた模型の家のこと。建物の外観から部屋の内装、家具などの調度品に至るまで精巧に作られていますが、中でも河原さんがこだわるのはリアリティー。例えば机を作るときには実際に木を切って組み立て、ソファには布を縫い合わせて使うなど、なるべく本物に近い素材を使うことで質感にもこだわり、高い評価を得ています。

河原さんがドールハウスを作り始めたのは23年前。当時は作り方を教えてくれる教室もなく、本などを参考に独学で腕を磨き、2年後には専門誌に作品が掲載されるほどになりました。そして5年前、その魅力をもっと知ってほしいと、拠点として「FROSCH」をオープンさせたのです。

ドールハウスの伝道師として教室やオーダーでのドールハウス作りもしている河原さん。今回、築120年という古民家をドールハウスにして欲しいという依頼が舞い込みました。
これまで作ってきた作品の多くは洋風のもので、これほど大きな規模の古民家を作るのは初めての経験。特徴のある和の風情や調度品などをどうやって再現し、完成させるのでしょうか?

小さな世界に大きな夢を詰め込む!女性ドールハウス作家の新たな挑戦に密着しました。

  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真
FROSCH(フロッシュ)
概要ドールハウス作家の河原さんが営む雑貨とカフェの店
住所大阪府枚方市香里ケ丘11-1-13
電話番号070-5509-3932
営業時間10:00~17:00  
定休日日曜・水曜
備考詳細はホームページまで
http://frosch-zakka.com
JEUGIA(ジュージヤ)カルチャーセンター なんばパークス
概要河原さんのドールハウス教室を開催しているカルチャーセンター
住所大阪市浪速区難波中2-10-70なんばパークス7F
電話番号06-6647-2207
営業時間11:00~21:00
備考詳細はホームページまで
http://culture.jeugia.co.jp/hall_top_66.html

河原さんの講座「ナチュラルドールハウス」は
毎月第二水曜13:30~15:30で開催
グラン ターブル
概要河原さんがオーダーメイドで制作した作品があるパン屋さん
住所大阪府枚方市山之上1-12-10
電話番号072-846-3808
営業時間7:00~19:00
定休日木曜日
和かふぇ 八重庵
概要河原さんがドールハウス作りに挑戦した築120年の古民家のある隠れ家的な和風カフェ
住所兵庫県姫路市飾東町八重畑285
電話番号079-262-0031
営業時間9:00~17:00(L.O.16:30)
定休日日曜・月曜・火曜
備考詳細はホームページまで
https://www.yaean.jp

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

バックナンバー

次回の放送

植松将太さん 『アビタコロ』 大阪・北浜

2025628日(土) 午前11時

地元の食材にとことん拘ったイタリアンのシェフ

植松将太さん 『アビタコロ』 大阪・北浜

大阪の中心部から車でおよそ1時間。豊かな自然と歴史を感じられる南河内郡河南町では、野菜をはじめ新鮮な食材が多く作られています。その河南町で生まれ育ったイタリアンのシェフ、植松将太さんは、河南町の食材に拘り、唯一無二の料理でお客さんを驚かせています。

料理人ひとすじ20年の植松シェフ。7年前に独立し、北浜駅近くに、『アビタコロ』というお店を構えています。イタリア語で「小さな家」という意味だそう。ある日のディナーを紹介しましょう。イタリアンを原点に河南町の食材と、世界各地の調理法を組み合わせたメニューは、独創的でとても美味しいと評判になっています。店は独立前からの同僚、パティシエの柳田さんと2人で切り盛りしています。

植松シェフの朝は、二人の可愛い娘を送り出すことが日課です。見送りが終わると河南町にある「道の駅かなん」で今朝採りされた新鮮野菜を仕入れます。小規模農家が多く、河南町の作物は少量多品種なのが特徴です。さらに、河南町の養鶏場へ。飼育環境に拘り、餌に拘って作り上げた平飼い有精卵は、多くの料理人たちに愛されています。

6月の初め、この日は特別なイベントを準備中。オープンからシェフをサポートしてきたパティシエの柳田さんを主役に、デザートのコースを任せたのです。さて、お客さんの反応は?

植松シェフの原点、それは「料理人は社会でもっと大きな存在になれる」という思い。料理人が率先して地域貢献の先頭に立てば、未来は変わっていく。そこで、河南町の魅力を地元の人にも気づいてもらうため、自らクッキングスクールを開催しました。参加者の中には、河南町で野菜を作る生産者の方もいます。さて、河南町の野菜を使った夏野菜の米粉パスタとは、一体どんなメニューなのでしょう。

植松シェフの指導を受けながら、料理を作る参加者たち。いつも食べている野菜が本格イタリアンに大変身です。さあ、そのお味は?さらに、シェフが用意したサプライズとは?

  • 写真
  • 写真
  • 写真
  • 写真

各ページに掲載している内容は、取材・放送時点のものです。消費税率移行に伴う価格変更等についてご留意下さい。

バックナンバー