劇団の看板女優。親には、大阪で就職したと嘘をついて活動を続けている。「女優になる」という夢を叶えるため、日々稽古に励んでいる。

演出家になる事を夢見て、親には内緒で演劇活動に夢中になっている現役大学生。同じく親に内緒で女優を続ける麻依にシンパシーを感じており、ひそかに想いを寄せている。

麻依の良き理解者・親友であり、自らも女優として活動する劇団の若手女優。昼は稽古。夜は実家のお好み焼き屋さんで働く苦労人な一面も。だが女優としての才能に限界を感じ、実は、劇団を辞めようと思い悩んでいる。

個性的な稽古着に身を包み、ラップやおバカな発言を繰り返し、周りをあきれさせる反面、いざとなれば男らしく頼りになる所もある劇団随一のムードメーカー。

劇団の追加オーディションで類まれなるダンス力を魅せ、全会一致で入団が決まった新人女優。麻依の事を何故か目の敵にしており、主役の座から引きずり落とそうと企む。

山口麻依の母親。あるコトがきっかけで演劇には拒否反応を示す。“劇団ENGINE”のことを良く思っていない。

劇団ENGINEの主宰者であり演出家。初めて東京進出を果たした劇団の代表作「DICE」（ダイス）に人一倍愛着を持ち、今回の再演にも強い想いを持つ。初演の時に不幸なアクシデントが起きたようだが、その過去には一切触れようとしない。

オカルト動画で月500万円以上稼いでいる、有名インフルエンサー。劇団の怪奇現象の原因を突き詰め、あわよくば自分もバズりたいと稽古場に宿泊することを志願するが、 ビビッてしまい・・・

劇団の主宰・重森が連れてきた、怪奇現象を止めるための「最後の切り札」。特徴的なハイトーンボイスで、除霊グッズを高値で売りさばく。胡散臭いお経をとなえながら除霊するが、果たして効果があるか・・・

怪奇現象の噂を嗅ぎ付け、山奥から降りてきた正体不明の霊能者。なぜか右手に、自撮り棒を持っている。自分が注目されていないと分かると、急に人が変わったかのように駄々をこねる。

劇団ENGINEの幹部女優・衣装担当。劇団の過去を知る人物。

劇団ENGINEの演出助手。劇団の過去を知る人物。