次回予告
2025年727日(日)
よる7:58~放送

出演者

MC
所ジョージ
パネラー
林 修
ゲスト
安藤優子 村上佳菜子
ナレーション
緒方賢一 小山茉美

日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。そこには、どんな人物が、どんな理由で暮らしているのか!?衛星写真だけを手がかりに、その地へと赴き、地元の方々からの情報を元に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく。1枚の衛星写真から、どのような人がどんな暮らしをしているのかに思いを巡らせるのは、MCの所ジョージとパネラーの林修。
ゲストは安藤優子と村上佳菜子。プロフィギュアスケーターの村上は「氷上ではポツンに慣れているんですが、人里離れた場所での自給自足生活にあこがれてもいるんです」という。安藤は「精神的に自立しているタイプなので、意外とポツン暮らしっていけるかなと思うんです。ただ…問題は虫への恐怖心ですね」と苦笑い。そんなゲストの二人だが、今回のVTRに大きな感動を味わったようで…。

人里離れた群馬の山奥、大きなウッドハウスで出会ったのは母と娘の感動の物語だった!ゲスト安藤優子が「本当に、幸せな気分になれました」と語ったポツンストーリーとは…!?

群馬県の深い山奥に、ポツンと一軒家を発見!木々に埋もれるように緑色の屋根が確認できるが、周囲に田んぼや畑らしきものは見当たらない。集落からもかなり離れており、衛星写真では建物までの道もないように見えるのだが…。まだ雪が残る季節に捜索隊が向かった最寄りの集落はすでに標高が高い場所だ。その集落で、軒先で作業をしている男性を発見し、さっそく衛星写真を確認してもらうことに。すると、「このあたりに民宿があるんですよ」と、意外な情報が飛び出した。どうやら1日1組限定で予約制の民宿があるというのだが、たどり着くまでは道がかなり複雑のよう。

すると男性が「ついてきますか?その方が早いですし(笑)」と親切にも案内役を買って出てくれた。集落からどんどん山奥へと入っていく。すると、車を停めた男性が「ここから先は、車に傷がつくかもしれないので、歩いていくといいですよ」と教えてくれた。そこはまだ雪の残るかなり荒れた山道だ。捜索隊が「獣が出てきそうな道ですね」と慎重に進んでいくと、民宿の看板と大きなログハウスが見えてきた!

しかし、訪れた日はあいにくご不在だったようで、看板に書かれていた電話番号へ連絡をすることに。再訪問の約束をした捜索隊は、2か月後に改めてこの地へと再訪することに。

再訪したこの日は雪どけしており、のどかで新緑が美しい景色が広がっていた。そこで出迎えてくれたのは笑顔が印象的な女性のご主人だった。ここは、ペンション兼住居とのことで「私ひとりでの運営なので1日1組貸し切りでやっています」という。リピーターのお客さまが多く、年内の土日はすでに満室なのだとか。

つねに穏やかな笑顔を絶やさないご主人に話を伺っていくと、苦労が絶えない半生だった。病気がちな母とともにこの地に1000坪ほどの土地を購入し、母が図面を手掛けたログハウスを建てたという。だが、その母も23年前に他界し、現在は90歳になる伯母のお世話をしながら、ペンションを切り盛りしている。

「良き友であり、良き仲間であり、何でも話すことのできた母親でした」。
そう柔和な笑顔で話すご主人にとって、このペンションは大切な母の形見のようなもの。手入れの行き届いた客室に、自宅玄関の増設、ご主人手作りのコース料理も、最初は未経験からはじめたそうだが、「やらないで後悔するよりは、どんなことでも楽しんでやってみることから」と、今は亡き母とともに楽しみながら築き上げてきた。

安藤は「最初から最後までずっと笑顔でいらっしゃって…。その笑顔を見ているだけで本当に幸せな気持ちになれる、凄い方だと思いました」と感服。VTRの途中で涙ぐむほど感動していた村上も「ペンションもお料理も素敵で、お会いしたくなりました」とご主人の人柄に惚れ込んでいたよう。