2011/04/09放送
海外マンスリー

フランス・イタリアの旅2 パリ

1ユーロ=122円(4月6日時点)

≪パリ Paris≫

パリ市の面積は約105平方km。東京の山手線の内側とほぼ同じ面積をもつパリの街は、中央を東西に流れるセーヌ川によって二分されている。北側は右岸(リヴ・ドロワット)、南側は左岸(リヴ・ゴーシュ)と呼ばれている。セーヌ川にはシテ島とサン・ルイ島の2つの島、そして36の橋がかかっている。パリの街は20の区に分かれており、ルーブル美術館周辺の1区を中心として、時計回りに番号が渦巻き状につけられている。数字が大きくなるほど中心から遠くなり、その形からパリ20区は「エスカルゴ」と呼ばれている。

シャンゼリゼ大通り Avenue des Champs-Elysées

全長約2km、幅約100mの並木道。フランス革命記念日(7月14日)や 国家的行事にも利用される。
1828年パリ市の管轄になってからは、ガス灯や噴水で飾られた賑やかな通りとして栄えた。

凱旋門 Arc de Triomphe

1806年にナポレオンの提案で着工、1836年に完成した高さ約49.54m、幅約44.82mの門。壁面はナポレオンの戦いや義勇軍の出陣を描いた彫刻で飾られている。身障者、シルバー、ベビーカー専用エレベーターが設置され、凱旋門の上に登って誰でも眺めを楽しむことができる。
門までは広場から地下道を利用する。

お問い合わせ先
【入場料】9.5ユーロ(約1200円)

スクアール・トルソー Le Square Trousseau

日本の雑誌にも取り上げられたことがある人気のお店。
新鮮な牛肉を使ったパリ名物のタルタルステーキが味わえる。

お問い合わせ先
【住所】1, rue Antoine Vollon 75012 PARIS
【料金】タルタルステーキ Tartare traditionnel  17ユーロ(約2100円)
【ホームページ】www.squaretrousseau.com

ルーヴル美術館 Musée du Louvre

ルーヴル美術館は8部門で構成され、常設展に充てられた約60600m2のスペースに約35000点の作品が展示されている。

お問い合わせ先
【料金】観覧料 10ユーロ(約1220円)

モンマルトル Montmartre

石畳の坂道、長い階段、風車小屋にパリの眺望、芸術家たちが愛した風情が今も残るモンマルトルの丘。
斜面に広がる小さなぶどう畑では、毎年秋に葡萄が収穫されワインが造られている。丘のふもとは、夜になるとネオンがきらめき、歓楽街となる。

サクレ・クール寺院 La Basilique du Sacré Coeur de Montmartre

ロマネスク・ビザンチン様式の丸い聖堂が特徴の白亜の寺院。「聖なる・心」という意味をもち、普仏戦争の敗北の後に建てられた。
丘の上への鐘や資材の運搬や、地盤の補強など、数多くの難工事をのりこえ、1914年に出来上がった。
吹き抜けのドーム頂上からはパリ市街が見渡せる。

テルトル広場 Place du Tertre

かつての”芸術家村”の面影を今でも残す一角。パリの風景画を販売する画家や、似顔絵描きと観光客でいつも賑わっている。広場周辺の土産物屋やレストランは夜遅くまで営業している。

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