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【路線価発表】「今後の地価上昇に期待」不動産の専門家の見立ては? 近畿の上昇率最大は江坂駅前 背景にオフィス需要の回帰とインフレ、物価高

07/02 12:10 配信

 国税庁が相続税などの算定基準となる路線価を発表しました。

 近畿では大阪市北区の阪急百貨店前が43年連続でトップに。上昇率が最も高かったのは、大阪・吹田市の江坂駅前でした。

 将来的に地価上昇が期待できるのはどこなのか。不動産の専門家に聞きました。

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近畿の上昇率最大は江坂 理由は「コロナ明けのオフィス需要回復」

近畿で最も路線価が高かったのは…

 1日に発表された路線価では、近畿全体の平均値が去年から3.2%上昇しました。現在の算定方法になった2010年以降で最大の上昇率だということです。

 近畿で最も路線価が高かったのは、大阪市北区角田町の阪急百貨店前。1平方メートルあたり2120万円で、近畿では43年連続のトップです。去年と比べて1.5%上昇しました。

近畿の上昇率最大は江坂

 近畿で最も上昇率が高かったのは江坂駅前(18.1%)。1平方メートルあたり222万円でした。

 路線価の上昇要因について、不動産鑑定士の住江悠さんは、コロナ禍が終わってからオフィス需要が回復していることを挙げます。

不動産鑑定士の住江悠さん

住江さん
「いま新大阪でオフィスの空室を探しても難しい。需要につられて、近隣エリアの上昇幅が大きくなっている」

 さらに、物価高やインフレなども影響して地価がさらに上がっているということです。

 江坂駅周辺で街の人に話を聞くと……。

「日常生活においては最高の場所」

近隣に住む女性
「やっぱり交通の便がよい。新幹線も新大阪ですぐ乗れるし、車もインターチェンジとかいろいろあります」

子育て世代の女性
「ハイブランドはないけど、便利で日常生活においては最高の場所かなと。引っ越したくないです」

不動産の専門家「箕面市は地価上昇に期待できる」 その理由は……

「地価上昇に非常に期待できる」

 一方、今後地価の上昇が予想される地域はどこなのでしょうか。不動産鑑定士の住江さんに聞きました。

住江さん
「箕面市です。上がることに非常に期待ができる、あるいは長期的にみたときに下がりづらい街作りをしている。」

地価上昇が期待できる街作りとは?

(Q.地価上昇が期待できる街作りとは?)

住江さん
「箕面市には『立地適正化計画』という計画がありまして、街の機能をどこに集約していくのか公表しています」

 「立地適正化計画」とは、住民が居住する区域と学校や病院などの生活サービスを提供する区域を分離する構想のこと。それらの区域を公共交通によって繋ぐことで、無秩序な開発を防ぎ、人口密度を保った「コンパクトシティ」の実現を目指しています。

箕面市では10年前から計画を進めている

 箕面市では10年前からこの計画を進めていて、実際に街の機能を集約することで利便性が向上しています。

 市では子育て政策にも力を入れていて、現在は大阪府内で最も人口増加率の高い自治体となっています。

住江さん
「人が集まるところの地価はある程度保たれる、もしくは上昇するけれども、人がいなくなっていくところ、街の機能が無くなっていくところは地価が下がりやすい」

(Q.箕面市ではタワーマンションが増えているようです)

住江さん
「地区計画をしっかり立てて自治体の協力のもとで開発をしていると思います。箕面市の『ここに居住を集中させるんだ』という意欲の裏返しです」

最終更新:07/02 13:31

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