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元看護助手が暴行で有罪判決 入院患者への虐待、家族が気付くには?
07/15 16:00 配信
入院患者に暴行、その様子を撮影か
大阪市の病院に入院していた高齢患者に暴行を繰り返したとして、元看護助手の男に大阪地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
男は暴行の様子を撮影し、同僚と共有していたということです。
患者の指を熱湯につけるなどの虐待
優心会厚生病院(大阪・生野区)
高い倫理観が求められる医療現場で起きた事件。
明るみに出たきっかけは去年4月、病院関係者からの「職員が患者を虐待しているのではないか」という通報でした。
通報があった病院は、大阪市生野区にある「優心会厚生病院」。捜査を開始した警察は去年12月、この病院で看護助手として勤務していた男(23)を傷害の疑いで逮捕しました。
記者リポート
「被告は、同僚と共にこちらの病院に入院していた、認知機能の衰えた入院患者に暴行を加えていたということです」
捜査関係者などによりますと、男は、入院していた70代の女性患者の指を熱湯の入った計量カップにつけ、全治2週間の火傷を負わせたほか、2024年から去年にかけて他の患者への暴行を含む複数の傷害などの罪で起訴されました。
病院の関係者「背景には人手不足」
裁判で明らかになった“悪質性”
これまでの裁判で、全ての起訴内容を認めた男。裁判の中で明らかになったのは、その悪質性でした。
検察によると犯行時、被告の男は同僚とともに、患者への暴行を繰り返し、自らの携帯電話で撮影。その動画を同僚2人に共有していたということです。
こうした犯行態様などから、検察は「被害者の人格を踏みにじる犯行であり悪質」として懲役2年を求刑しました。
14日、大阪地裁は「反応を面白がって撮影し、仲間内で共有して盛り上がるなどして、自身の鬱憤を晴らしていた」と非難したうえで「再犯防止を図る姿勢がみられる」として懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を下しました
病院が本来、何よりも守るべき患者の安全や尊厳。それを医療従事者が害した今回の事件に「優心会厚生病院」の関係者はーー。
「きちんと指導できていなかった背景には人手不足がある」
「二度と起こらないように職員のマニュアルの見直しなどを行っている」
被告の男とともに暴行で起訴された元同僚についても、既に執行猶予付きの有罪判決が下されています。
入院患者への虐待、家族が気付くには?
入院患者への虐待、家族が気付くには?
では、こうした看護施設での虐待に家族が気付くためにはどうすれば良いのでしょうか。
池田直樹弁護士は「月に数回だったとしても、家族の定期的なお見舞いが抑止になる」と指摘します。
また、携帯を持たせておくことで、いつでも家族へ発信できる状態を作ることができます。
虐待を受けている特徴としては、以下のようなものがあるといいます。
・職員がいると黙って話さない
・職員の行動を目で追って気にする
・「まだ帰らないで」と引き止める
(「newsおかえり」2026年7月14日放送分より)
最終更新:07/15 16:00


