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夏休みは親子関係が“ぎくしゃく”? 宿題・ゲーム・親子げんか・・・ 精神科医が親の悩みに回答「完璧を目指さないで」
07/23 17:00 配信
夏休み疲れていませんか?
学校が夏休みに入り、子どもが家にいる時間が長くなるなか、親子関係がぎくしゃくしてしまうことを懸念している保護者も多くいます。
ゲームや宿題、食事などをめぐって親子げんかになる機会が多く、保護者のストレスが溜まりやすい状況といえます。
そうした保護者の悩みにこたえるため、月に約400人の親子を診察する精神科医さわ先生が、夏休みをご機嫌に乗り切るためのアドバイスを伝えます。
諸悪の根源は「暑さ」 外出減→生活リズム乱れる悪循環に
夏休みの「お悩み」ランキング
番組が視聴者に実施したLINEアンケートでは、夏休みの悩みや大変なことの1位は「食事」(46.4%)でした。
給食がなくなる夏休みに、毎日の昼食やお弁当作りに追われる負担が浮き彫りとなりました。
2位は「暑さ」(16.6%)、3位「宿題・勉強」(13.2%)、4位「ゲーム・スマホ」(8.3%)、5位「留守番」(6.3%)と続きました。
2位の「暑さ」は、他の悩み事のほぼ全てとも結びつく悩みです。
たとえば、暑さで外に出る機会が減ると「ゲーム・スマホ」に触れる時間が長くなります。すると「宿題」が進まず、生活リズムが乱れるという”悪循環”が生じてしまいます。
このように、暑さによって様々な悩みが生まれ、親がイライラしてしまうという構造になっています。
ゲーム・動画との付き合い方は? 「子どもが守れるルールを」
ゲーム・スマホ時間どうする?
さわ先生は、ゲームやスマホとの付き合い方について「ルールを親子で決める」ことを推奨しました。「夜〇時まで」「1日〇ステージまで」といった"子どもが守れるルール"を設けることが重要だといいます。
またお手伝いをポイント制にして、獲得したポイントでゲームの時間を延長する「ポイ活」方式も一つの方法だといいます。
さわ先生
「とにかく親子ともにご機嫌に過ごせることが大切です。守れないルールを作ってしまって、親子ともにストレスフルになってしまう家庭が多いです。ゲームについては、時間を決めなくてもいいので、できるだけ子ども主体でルールを作ってほしいと思います」
宿題・勉強は「子どもに合ったペースで」
宿題・勉強どうする?
夏休みの宿題や勉強についての悩みも多く寄せられました。さわ先生は「子どもに合ったペースがある」と説明します。
さわ先生
「最初にまとめてやる子、少しずつコツコツやる子、締め切り前に集中してやる子。どれが得意かは、脳の発達特性によって異なります」
子どもへの問いかけについては「宿題やったの?」というような言い方ではなく、「今日はどこをやる予定?」と聞くことで、子どもの計画力が育つということです。
さわ先生
「夏休みは、管理された勉強から主体的な勉強に変わるチャンスでもあります」
小学校高学年の子や中高生については、さわ先生は「管理より伴走」が大切としています。
「手伝えることある?」と声をかけることで、子どもが自分から相談しやすくなるということです。
さわ先生
「『やったの?』という問いかけは「きっとやらないだろう」という不信感を含んでいます。『どこをするか』という問いかけに変えて、勉強する前提をつくって信じてあげることが大事です」
反抗期を乗り切る秘訣は「親はすっこんでろ」
イライラしてしまったら
反抗期の子どもとのけんかを不安視する声も寄せられました。
小学5年の子どもをもつ50代の母親は「反抗期に入ってきたようで、毎日短い時間でも親子げんかになる。それなのに一日中過ごす時間が増え、けんかも増えそうで憂鬱」と相談しました。
こうした声について、さわ先生は、思春期は親も寛容さが求められるとしながら、信州大学の本田秀夫教授の「親はすっこんでろ」という言葉を引用しました。それが親子ともにご機嫌に過ごせる方法だといいます。
さわ先生
「『親も間違っているんだ』ということに気付くことで、子どもは反抗し始めます。これは立派な成長です。『反抗期』ではなく『思春期』と捉えることで、お子さんの成長を喜んでください」
さわ先生は最後に「親も完璧を目指さない」ことが大切だというメッセージを伝えました。
夏休みは親も疲れる時期です。
「イライラしたらその場を離れてリセットすること」
「できる・できないよりも、親子で日々の疲労を回復させること」
これが夏休みの過ごし方として大切だと話しています。
(「newsおかえり」2026年7月22日放送分より)
最終更新:07/23 17:00


