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辺野古転覆事故で同志社国際高に家宅捜索 遺族の思いは「学校側が捜査対象にならない不安あった」 

07/28 18:33 配信

 今年3月、沖縄県で同志社国際高校の生徒らが海に投げ出され、2人が亡くなった事故で先週、海上保安庁が高校を捜索し資料を押収していたことが分かりました。

 沖縄県の北部に位置する名護市辺野古。深い青に染まる美しい海が悲しみに包まれたのは3月16日のことでした。

 2隻の小型船が転覆し、乗っていた高校生ら21人が海に投げ出され、小型船の金井創船長(71)と同志社国際高校2年の武石知華さん(17)が死亡。生徒12人がけがをしました。

 事故が起きたのは、アメリカ軍普天間基地移設に伴う新基地建設が進む海。

 この工事に反対する「ヘリ基地反対協議会」が普段、抗議船として使用している船に、生徒らは平和学習の一環として乗船し、海に投げ出されました。

【速報】辺野古転覆事故をめぐり海上保安当局が同志社国際高校を家宅捜索 死亡した女子高校生の遺族側の刑事告訴受け

転覆した小型船

 なぜ事故は起きたのか。海上運送法では有償・無償を問わず、他人の需要に応じて人を運送する際には、事業登録が必要とされていますが、転覆した2隻はいずれも登録されていませんでした。

(同志社国際高校・西田喜久夫校長)
「今回の船舶2隻が(事業)登録されているのかどうかに関しましては、申し訳ございませんけど、私どもは把握をしておりません」

 さらに事故当日に出されていた波浪注意報を教師らが把握していなかったことなどが明らかに。

 そんな中、7月に女子生徒の遺族は運航団体の共同代表ら7人に加えて、高校の校長ら4人を業務上過失致死傷などの疑いで海上保安庁に刑事告訴しました。

 この告訴を受けて海上保安庁は25日、高校を家宅捜索して資料を押収したということです。

同志社国際高校

 28日、学校側は家宅捜索について「本事態を厳粛に受け止め、当局による要請に全面的に協力してまいります」とのコメントを出しました。

 ABCテレビの取材に対し女子生徒の遺族は。
(遺族)
「学校側が捜査対象にならず、刑事責任の有無が検討されないまま、捜査が終結してしまうのではないかという不安がありました。告訴が受理され、家宅捜索がされたことについて、様々な方々からのアドバイスや協力をいただいた結果だと思っています。経過を引き続き見守りたいと思います」

最終更新:07/28 19:35

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