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いまだ断水続く地区も 長期間にわたると健康に悪影響のおそれも 地震発生から1週間の熊本で感じた「被災者の疲労」
08/05 12:53 配信
自衛隊の入浴支援
熊本地震の発生から4日で1週間が経ちました。最大震度7を観測した宇城市の避難所・小川防災拠点センターからのリポートです。
中村想人アナウンサー
「こちらには500世帯1000名の方々が避難しています。防災拠点センターの近くには多くの自衛隊の車両が止まっていて、入浴支援としてシャワーを浴びられる場所になっています。非常に人気の施設で、予約制ですが多くの方々が来ています。避難者の数も多いため、お風呂に入れるのは3日に1回。これが施設の容量的に限界という話もありました」
中村想人アナウンサー
「地震発生から1週間。少しずつ被災者をめぐる環境は整いつつあるように感じます。一方で、被災者の疲労も強く感じます。震災の翌日は朝に3時間活動できていたという被災者の方が、7日目になって1時間しか活動できないという話も聞きます。要因として考えられるのが、震災による直接的な疲れ、7日間という時間の中での蓄積、そして災害級の暑さです。熊本は3日も40.3℃と、史上最高気温を記録しました」
断水が続く熊本、肺炎や感染症などの病気になるおそれも
避難者数は7646人(4日午後2時時点)
熊本地震では、災害関連死の疑いなどを含めると38人が死亡し、ケガなどをした人は123人に上っています。避難者数は7646人、家屋被害は1万3393棟(うち全壊699棟)となっています(4日午後2時時点)。
4万4380戸で断水が続く(8月4日午後2時時点)
県内で最大3万6700戸に及んだ停電は解消されましたが、断水は4万4380戸、医療施設でも45施設で続いています(8月4日午後2時時点)。
断水が解消するまでの時間は…
断水の解消にはどれぐらいの時間がかかるのでしょうか。
2024年1月の能登半島地震では、最大で13万7000戸が断水。約9割の断水が解消したのは、発生から約11週間後でした。震度7の激しい揺れで広範囲で水道管が破損し、全国から集まった作業員の宿が取れなかったため、3カ月近い時間がかかったということです。
断水が長期間続くと健康にも悪影響が…
断水が起きるとトイレ、風呂、食事、洗濯などの日常生活に支障をきたします。淀川キリスト教病院の夏川知輝先生は「手洗い・歯磨き・水分摂取がおろそかになる」と警鐘を鳴らします。
断水が長期間続くと、脱水・熱中症・誤えん性肺炎・尿路感染症などになるリスクが高まります。避難生活が長引くと、若者の場合は気分が落ち込み、高齢者は寝たきり状態や認知症の進行、うつ症状の発症に繋がったりする危険があります。
今回の熊本地震による断水について、国交省は8月下旬に全て解消する見込みだとしています。
(『newsおかえり』8月4日放送分より)
最終更新:08/05 12:55


