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新米が古米より安い!? 価格下落の理由は"コメ余り" 「5キロで2000円台に突入する可能性も」【専門家解説】

08/25 20:00 配信

新米の値段が古米よりも安くなる”逆転現象”が・・・

 いま、新米の値段が古米よりも安くなる逆転現象が起きています。

 消費者にとってはうれしい状況になっていますが、農家や小売店からは不安の声が上がっています。

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スーパーのコメ平均販売価格(5kg/全国)

 去年の末から今年の始めにかけて、5キロあたり4416円と過去最高を記録したコメの価格。
 ですが、その後は右肩下がりが続き、8月10日からの1週間でみた価格は3191円にまで下がりました。

価格下落・・・ 原因は"コメ余り"

民間の在庫量は6月末時点で243万トンと過去最大

 価格下落の直接的な原因は"コメ余り"です。

 民間の在庫量は6月末時点で243万トンと過去最大となり、前年同月比で72万トンも増加しました。

 適正量とされる180万トン〜200万トンを大幅に上回る水準です。

 この状況をどう考えればいいのでしょうか。

 流通経済研究所・主席研究員の折笠俊輔さんは「『令和のコメ騒動』で高く仕入れた在庫が余ってしまっている」と指摘します。

 「現在の在庫を売り切らなければ、小売業者は倉庫のスペースも新米を仕入れる資金も確保できない状況」ということです。

「スーパーでの特売が続出」 お得な買い時は?

大阪市内のスーパーでも”逆転現象”が・・・ 

 コメ余りは価格の構造にも表れています。

 折笠さんによると、古米は高値で仕入れた経緯があるため値引きに限界があり、5キロあたりの価格は3000円台をキープする見通しです。

 一方、新米は生産が順調に推移していることから「2000円台に突入する可能性も十分あり得る」というのです。

 また小売店が、新米の本格流通が始まる前に古米を売り切ろうとするため、スーパーでの特売が続出するとの見通しを示しています。

 大阪府が子どもや若者向けに配布している"お米クーポン"の使用期限は、来月25日まで。折笠さんは、来月中旬ごろに特売が続くと予想し、クーポンを使う狙い目だと話しています。

コンビニ大手3社もおにぎりを値下げ

コンビニおにぎりの値下げも相次ぐ

 コメ価格の下落などを受け、コンビニ大手3社はおにぎりの値下げを発表しました。

・ローソン:来月29日から「手巻きおにぎり」計20品を10円〜11円値下げ
・ファミリーマート:今週から「大きなおむすび・昆布とツナマヨネーズ」を320円から298円に値下げ
・セブン-イレブン:来月8日から「炭火焼銀しゃけ」「具たっぷり辛子明太子」を232円から213円に値下げ

 消費者にとっては、やはりうれしい情報です。

(「newsおかえり」2026年8月25日放送分より)

最終更新:08/25 22:04

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