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交通死亡事故 秋~冬にかけて増える理由は? 夕暮れ時の「視界の変化」に要注意 子どもの下校でも対策必須
09/23 12:00 配信
21日から、秋の全国交通安全運動が始まりました。なぜ、毎年9月後半から交通安全の呼びかけに力を入れるのでしょうか? それには、ある理由があります。
交通死亡事故の件数(2021~2025年)をみると、特に10月から12月の午後5時~午後7時の発生が多いことがわかります。
つまり秋から冬にかけての「夕暮れ時」です。
なぜ、この時期・この時間帯に事故が増えるのでしょうか?
背景にあるのは、夕暮れ時に特有の「視覚環境の変化」です。
夏場は日照時間が長く、午後7時ごろでも明るい日がありますが、秋から冬にかけては暗くなる時間帯が午後5時~午後7時ごろに早まってきます。
注意が必要なのは、夕暮れは"急に"早まるのではなく、"じわじわと"早くなっていくところです。
「暗くなってきたな」とは感じても「もう暗くなった」と認識することができない。
そんな曖昧な状態が、歩行者・運転手それぞれの距離感や速度感の把握が狂ってしまうといいます。
たとえば車の運転中、トンネルを抜けた瞬間、スピード感や周囲の見え方に違和感を覚えた経験はないでしょうか。ほかにも暗い部屋で急に電気が消え、再び点灯したときに目がチカチカする感覚に覚えはないでしょうか?
夕暮れ時の視覚変化は、こうした現象の延長として考えることができます。
こうした視覚環境の変化の影響で、自動車と歩行者の事故が特に多くなるといいます。
■子どもの事故は"下校時間帯"に集中 対策は?
子どもの交通事故は午後3時から5時の下校時間帯に集中していて、夕暮れ前の明るい時間帯でもリスクが高くなっています。
子どもを事故から守るために、以下の対策があります。
・ 通学路や近所を保護者も一緒に歩き、危険な箇所を事前に確認する
・ 横断歩道や交差点、曲がり角での行動を丁寧に確認する
・ 反射材を身につける、ライトを活用するなど、夕暮れ時以降の視認性を高める
・ 明るい色の服を着用する
歩行者・運転者・自転車利用者の全員が当事者意識を持ち、できる範囲の対策を日常に取り入れることが、事故を防ぐ第一歩です。
(「newsおかえり」2026年9月22日放送分より)
最終更新:09/23 12:00


