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“風邪と似た症状”でも油断禁物 長引くせき・たんは「NTM症」のおそれ 患者数は20年前の3倍に

09/25 11:30 配信

「NTM症」を疑うべき症状

 「NTM症(非結核性抗酸菌症)」という病名を、これまで耳にしたことがあるでしょうか。患者数が20年前の3倍にまで増加しているにもかかわらず、一般的な認知度はいまだ低いのが現状です。9月24日からNTM症の啓発週間が始まりました。

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症状は風邪と似ているが、「軽く見てはいけない」

人から人への感染はない

 NTM症の主な症状は、長引くせき・たん、それに発熱、呼吸困難です。悪化すると死に至る可能性もあるということです。

 これらの症状は風邪と見分けがつきにくく、受け流してしまいがちですが、風邪であれば、長くても3週間程度で症状が収まることが多いとされている一方、1か月以上にわたって咳や痰が続く場合は、NTM症を疑う必要があります。

 NTM菌の感染経路として挙げられるのは、土壌、シャワーヘッド、蛇口などです。つまり、NTM菌は私たちの日常生活環境に広く生息しています。

 完全に防ぐことは難しいとされていますが、たとえばシャワーヘッドを掃除する際には、マスクを着用して菌が肺の中に入るのを防ぐことが推奨されています。

 一方で、人から人への感染はないため、飛沫感染を防ぐためのマスク着用といった対策は不要とのことです。

発症しやすいのはどんな人?

こんな症状には要注意

 はっきりとした原因は分かっていないものの、発症しやすい人には一定の傾向があると言い、過去の結核の後遺症や、長年の喫煙などによって肺に元々ダメージがある人が発症しやすいということです。

 以下の症状が見られる場合は、NTM症を疑ってください。

・ せきやたんが1カ月以上続く
・ たんの中に血が混ざっている
・ せきが続く中、体重が減少している

 肺に元々ダメージがある可能性があると感じる方は特に、せきやたんが長引いた際にNTM症の可能性を念頭に置いて医療機関を受診することが重要です。

(『newsおかえり』9月24日放送分より)

最終更新:09/25 11:30

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