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【岩本計介ニュースの現場から】「赤ちゃん泣いてもかましまへん」 自治体や町工場が挑む子育てに優しい社会づくり “ベビーケアルーム”を全国に
09/28 11:30 配信
赤ちゃんを連れて外出するとき、周りの視線が気になった経験はないでしょうか。授乳やおむつ替えの場所が見つからず、焦った記憶を持つ親御さんも多いはずです。そんな子育て中の不安を和らげようと、京都府や東大阪の町工場が新たな取り組みを進めています。
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ベビーケアルームの設置進める京都府
京丹波町に設置されたベビーケアルーム
京都府京丹波町にある府立の合宿施設で23日、ベビーケアルームの除幕式が行われました。お披露目されたのは、授乳やおむつ替えができる個室ブース。内装は木目調で落ち着いた雰囲気があり、男性が入ることができるのも大きな特徴です。身長180センチの男性が立っても余裕があるほどのサイズです。ソファの背もたれを倒すとおむつ替えの台に早変わり。赤ちゃんを乗せると体重まで測れます。送風機口も標準搭載されており、1年中快適に利用できます。しかも、ルームの利用料は無料です。
実際に利用したお母さんは「すごく快適でした。体重も測れてびっくりしました」と笑顔。普段は授乳ケープを使って外で授乳することもあるといい、「ほんとに便利ですね」と感激した様子でした。
京都府は子育て環境日本一を目標に掲げており、年度内にこのベビーケアルームを府内に45台設置する予定です。
東大阪の町工場が生んだ「組み立て式授乳室」
「Babypeko mini」に入ってみた岩本計介アナ
一方、モノづくりのまち東大阪では、創業56年の松下工作所が独自のベビーケア設備を開発しています。溶接をメインとする同社が手がけるのは、電話ボックスのような形をした鍵付き個室設置型の授乳室「Babypeko mini」です。
最大の魅力は、大人2人でドライバーと椅子さえあれば、誰でも約20分で組み立てられること。プロの施工業者は必要ありません。全国38カ所に設置されており、大阪ではヤンマースタジアム長居などにも置かれています。
ベビーカーが入る大きさや天井の高さなど、オーダーメイドにも対応。社長は「そういう社会課題を解決できるものをこれからも作っていきたい」と力を込めます。さらに組み立て式という特性を活かし、被災地への迅速な設置や、女性の着替えスペースとしての活用も期待されます。
「ベビーウェルカム」を社会全体で
「泣いてもいいよ」という気持ちの見える化
施設や設備が整うだけでなく、社会全体の意識も変わりつつあります。京都・滋賀など31の自治体が賛同する「WE♡赤ちゃんプロジェクト」では、「泣いてもかましまへん」といったステッカーやキーホルダーを配布。ラッピングバスでPRするなど、「泣いても気にしませんよ」という気持ちの見える化を進めています。
少子化が進む今だからこそ、赤ちゃんと親を地域みんなで支える雰囲気づくりが、一層大切になってきているようです。
(『newsおかえり』9月24日放送分より)
最終更新:09/28 11:30


